A4一枚評価制度と組織のためのABA(応用行動分析学)

社労士やら人事コンサルやら行動分析の研究やら猫やら馬やらで毎日過ごしています。

椅子にロープで縛られた女性の話。

2017/08/06

 

しまった。

一週間もブログを更新しなかった。

 

えっとですね(ここから言い訳が始まる)、

今週は、ちょっとWRCやら馬名の決定やら旅行の準備やらヤフオクやらツムツムのイベントやら 仕事で忙しくて、ブログに手が回りませんでした。

仕方ないんです。ホントは書きたいことたくさんあったのです。

決して面倒くさかったのでサボっていたのではないのです。

どうか信じてください。

 

 

 

さて、本題です。

昔どこかで聞いたこの話。

よく考えさせられます。

 


 

 

少し昔の話です。

 

一人にすると暴れ出して、自傷行為をしてしまう若い女性がいました。

 

体が大きくなるにつれ、この暴れることがよりひどくなり、家族で抑えつけることも難しくなりました。

そのため、若い女性はいつもロープで椅子に縛り付けられていました。

 

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悩んだ家族は、行動分析の専門家に何とかしてくれないかと依頼しました。

そしてある行動分析家が、この女性の行動変容に取り組みました。

 

そのやり方は、椅子から立ち上がって暴れ出すと電気ショックを与える、というものでした。

嫌子出現による弱化です。

 

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嫌子を使っての行動変容はあまりよくないとはいわれますが、しかし即効性があり、
ただちに目の前の問題行動を減らすことに関しては効果的です。

 

続けていくと、日に日に椅子に黙って座っていられる時間が長くなってきました。

 

 

しかし、その話を聞いたある周りの心の専門家(精神科医やカウンセラー)と言われる人たちが猛反発しました。

 

「そんなやり方は人道的ではない」

 

「彼女には愛情が足りないのです。もっと愛情を持って接するべきだ。たくさん抱きしめてあげてください。」

「腫れものにさわるような扱いをしてはいけません。心から彼女を信頼することが大事です。」

「潜在意識を変えなければいけません。常に大丈夫と言葉をかけて意識を上書きしましょう。」

 

 

家族は電気ショックを受けている彼女を見て、確かにかわいそうだと思い、

この専門家たちの言うことを聞くことにしました。

 

行動分析家による電気ショックによる介入は中止されました。

 

 

 

 

 

・・・それから20年経った現在。

 

 

今でも彼女は椅子にロープで縛られたままになっているそうです。

 

 

 


 

 

何が人道的であって、何が人道的ではないのか。

私は専門家とは言えないかもしれませんが、行動分析家でありたいと思っています。

 

より現実的な問題解決へ。

 

 

「うまくいかないのは、まだまだ愛情が不足しているからです。」

 

 

本人も家族もつらいままであることのないように。

 

 

 

 

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