榎本あつしのBLOG(人事制度の学校・評価をしない評価制度・A4一枚評価制度とABA:応用行動分析学)

人事制度や社労士やら応用行動分析学の研究やら猫やら馬やら庭やらで毎日過ごしています。

会社ルールブックに盛り込む内容、その2。

本日、愛馬が府中の重賞に出走。

 

口取りの権利をGETしていましたので、
妻を無理矢理(多少)説得して付き合ってもらい、
競馬場に繰り出しました。

 

で!

 

結果は!

 

3着でしたー!(涙)

 

 

重賞で3着なので、悪くはないのですが、
ここまで来たら勝ちたかった。
2着とはハナ差。

 

付き合ってくれたお礼に、
立川でおやつをご馳走して帰宅。

 

 

なぜか私も食べる。

 

 

今、ABA-LABOダイエット部をやっているのですが、
言い出しっぺがこれでは・・・。

 

明日から本気出します。

 

 

さて、本題です。

 

★会社ルールブックに盛り込む内容、その2。

 

会社ルールブックに盛り込む内容、
昨日お届けしましたが、まだまだありますので、
2回に分けてお送りします。

 

今回お伝えするのは、
どちらかというと「守る」ルールではなく、
「攻める」ルール。

 

ポジティブに、皆で取り組んでいこう、
という内容のものです。

 

 

□アクションルール

職場を良くするために、また、お客様に満足してもらうために、
ぜひ職場のメンバーで「アクションルール」を考え、
ルールブックに掲載してみんなで行動していきましょう。

例えば、「感謝の気持ちは、【ありがとう】と必ず言葉に出して伝える」とか、
「常にお客様の立場にたって考え、何か困っていることはないか、
今何をされたら嬉しいのかなどを考えるようにする」などを、
職場のアクションルールとしてルールブックに書き出しておきましょう。

朝礼や終礼の場で、このアクションルールに基づいて、
どんな行動をしたかなどを振り返るのも職場の活性化にとても効果的です。

 

□チームルール

職場での仕事は、チームワークが重要です。
職場ごとのチームで協力するルールを相談して決めましょう。

例えば、「外出時には、ホワイトボードに行き先と戻り時間を記入する」とか、
「トラブルになりそうな事ほど、早く上司や仲間に相談する」などです。

アクションルール同様、ルールを決めるミーティングなどをして、
みんなが参加して決めると、そのルールは守られやすくなります。

 

□クレームに対するルール

クレーム対応は初期の動作が非常に重要です。

「クレームは自分だけで抱えず、必ずオープンにする」
「否定はせずに、まずは全てをお聞きする」

などの取り決めをルールとして記載しておけば、
大問題となることを防いでくれるでしょう。

 

□会議・ミーティングルール

会議もルールを決めておくことで、
「だらだら会議」が「メリハリ会議」に変わっていきます。

例えば、
「最初に会議のゴールと制限時間を決める」
「提案を否定するときは、必ず代わりの提案をする」
「決定事項には全員が責任をもつ」等々。

ルールブックを持参の上、参加者で「会議ルール」を読み上げることにより、
進行がとても効率的になっていきます。

 

□10年目標

ユニークなルールブックの使い方の一つです。
個人的な10年間の目標を書き込めるようなページを作り、
社員に書いてもらいましょう。
10年後に向けていま自分が何をすべきか、
これだけでも結構意識を高めることが出来ます。

 

□月別目標

これも書き込み形式のページです。
毎月、目標とする行動を決め、ルールブックに書き込んでいきます。

その目標が達成、実行出来ているかどうか、
上司と一緒に毎月話しあってみましょう。
スキルアップに役立つツールとなります。

 

□その他

ルールブックは、その会社オリジナルでユニークなページがたくさん出来上がります。
ここですべてを紹介することは出来ませんが、
会社自慢を書き出してみようというページや、
家族から社員への応援メッセージを載せるページ、
褒め言葉をできるだけ多く書きこみ、
一日5つは誰かに使おうというページなどを今までに作成した事例があります。

 

さらにユニークなルールとして、

 

・必ず褒めるルール
・要点から話すルール
・前向きな話を邪魔しないルール
・出来ない理由を言わないルール
・クレームをチャンスと呼ぶルール
・食事はみんなでルール
・「わが社はスピード」のルール
・中学生に分かる言葉で説明するルール
・毎月一冊読書のルール

 

など、いろいろなアイデアがあります。

 

ぜひ、会社オリジナルで、
職場の風土活性化につながるアイデアを盛り込んでみてはいかがでしょうか。

 

★頭の中のルールは明文化を。

 

「ルール」といっても、
上記のように、皆でやっていこうという、
アクションを決めるルールもあります。

 

経営者の頭の中、上司の頭の中にあっても、
なかなか部下には浸透しないこともあるでしょう。

 

しっかりと明文化することにより、
皆に伝わり、
いつでも見られるようなルールブックに盛り込むことで、
実際の行動につながり、
フィードバックをしていくことで、
習慣化することができます。

 

会社ルールブック、
オススメのツールなのです。

 

 

本日の日課 72点(でも楽しかったです。久々の競馬場。)

(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ

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