この前家電量販店に行って来ました。

空気清浄機が壊れたのでほしいなあと思って、事前に空気清浄機の機能や仕組みなどを調べてお店に行きました。

そして、空気清浄機コーナーに行ったら、2人のお客さんがいました。

私はその人達の隣で夢中になって、製品を見ていると隣から

「この商品人気なんですよ―」

 

 

 

 

 

 

と店員さんの声が。

私は夢中になっていたのもあり、隣のお客さんに話しかけていると思い、反応せず1人で見続けていました(家電みるの好きなんです)。

その後再び

「部屋の広さは10畳向けで、一人暮らしなら十分な機能ですよ」

「他にもイオン発生も…」

と続けて声が。

私はようやくここで

「あれ?もしかして自分に話しかけているのか。だとしたら1回無視したし悪いことしたなー」

と気付き、どうしようか考えていました(申し訳ない)。

すると、店員さんは他のお客さんもいたのですが、誰も話しかけずにいなくなってしまいました。

 

このエピソード自体はどうでもいいのですが、後で行動分析学的に振り返ると、まさにピッタリな用語があると思いました。

それは消去です。

消去

消去・・・もともと強化されていた行動が、強化されなくなることで行動が減少すること。

 

私のエピソードでいうと、

もともと強化されていた行動⇒店員さんがお客さんに話しかけることで、「そうなんですね」などの反応が得られて強化されていた

強化されなくなることで行動が減少する⇒私に話しかけても反応なし。最終的に話しかけなくなった。

という感じです。

消去はこのように、行動を減らすという効果があります。

弱化との違い

同じく、行動を減らすという方法には、弱化があるのですが、弱化と消去は異なります。

弱化は正の弱化(行動した後に嫌子が出現することで行動が減る)と負の弱化(行動の後に好子がなくなることで行動が減る)に分けられます。

この中でも特に負の弱化と消去は混同しやすいです。

簡単に違いをいうと、

消去⇒もともと強化されていた行動が、行動する前と後で好子の変化なし

負の弱化⇒行動する前と後で好子の変化あり

 

先のエピソードで仮に、私がもともと店員さんと話していて、家電の説明をした瞬間に無視し始め、店員さんが説明しなくなったら負の弱化に当たります。

しかし今回は

もともと店員さんと話していなかった⇒店員さん説明する⇒店員さんと話さない

となっているので消去に当たります(おそらく、もともと店員さんはお客さんに説明する行動が強化されていたと思います)。

 

消去は特別なことではなく、皆さんも日常的に経験されていると思います。

部屋のスイッチをつける⇒電気つかない

 

 

 

 

 

 

その後も何回かスイッチを押しても、つかないことを確認すると押すのをやめる。

これでは、もともとスイッチを押すと電気がつくという強化がされていたのに、ある日電池切れなどでつかなくなると消去されてスイッチを押さなくなっています。

このように、消去は普段の生活に溢れています。

皆さんも周囲の出来事で消去を探してみると行動分析の訓練になりますよ。

最後に

今回は、消去とは何かについて書きましたが実は消去には様々な特性があるのです。

それについては次回のブログで紹介します。

ではまた。

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