株式会社MillReef、日本ABAマネジメント協会の榎本です。
「A4一枚評価制度&小さな会社の人事戦略」と、
「行動分析学で人を動かす」
というタイトルに関するメールを、お送りさせていただいています。
いつでもこちらから配信停止(https://i-magazine.jp/bm/p/f/tf.php?id=nearco)できますので、
お気軽な気持ちで読んでいただければ、大変嬉しいです。
昨日から新年度に入りましたね。
私は、今年は顧問である企業様の入社式に参加させていただき、
少し人事や労務などの話もさせていただきました。
子どもと年齢が近いので、
ついつい、親心で見てしまいますね。
若手の人に頑張ってもらえる組織風土を作っていきたいものです。
弊社のZoomでのセミナー第2弾が決まり、昨日からお申込み受付が始まりました。
弊社のメインコンテンツの「A4一枚賃金&評価制度」のセミナーになります。
5月22日の14時~17時の3時間。
先着順ですので、ご関心がございましたら、
ぜひお早めにお申し込みください。
日時、内容など詳細は弊社の特設セミナーページに掲載していますので
ご関心がございましたら、ぜひ。
→ https://millreef.co.jp/a4_seminar/
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★「人事評価での本当のモチベーションの上げ方」【A4一枚評価制度&小さな会社の人事戦略】
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前回は「ニンジンぶら下げ方のモチベーション」の話をしました。
「人事評価制度でモチベーションを上げる」=「ニンジンをぶら下げる」
と思っていたとしたら、
これは大きな間違いということをお伝えしました。
毎回ニンジンをぶら下げねばならず、
ニンジンのために頑張るという「条件付け」をしてしまうだけというものでした。
では、人事評価で実現できる「本当のモチベーションの上げ方」とは、
どのようなものなのか。
その答えのキーワードは、
1.「自己成長」
2.「即時フィードバック」
です。
この二つを、人事評価制度の運用の中で、
実現できるようにしていくことで、
従業員の本当のモチベーション向上が図れ、
しかも継続していく仕組みが作れるのです。
「自己成長」とは、その通り、
社員自身が会社において成長をすること。
この会社にいれば、自分自身が成長ができるんだ、
という実感を持てるようになると、
これが仕事を頑張るモチベーションにつながります。
そしてその本人の成長と、
会社の求める人材像の方向を同じにしていくことで、
会社の成長にとっても大きなメリットとなっていくのです。
もう一つ、「即時フィードバック」も、
モチベーション向上には、非常に有効であり、
重要なやり方です。
自分自身の行動に対して、
上司がすぐにしっかりと反応してくれる、
見ていてくれる、という状態では、
人は自主的に行動をするようになっていきます。
逆に、頑張っても頑張らなくても、
誰も見てくれていない。
反応がない。
という職場が、
一番「モチベーションが上がらない」状態を引き起こす職場なのです。
●自己成長がモチベーションを上げる
ニンジン(お金)を目的にしたモチベーションではなく、
自己成長ができることによるモチベーション向上を、
人事評価制度は可能にします。
人事評価を運用することで、
目標の達成や自身のスキル向上が指標化されていきます。
自分の仕事において、何を目指して、
何ができるようになればよいのかが明確になるのです。
そして、去年の自分よりも出来ることが増えた、
仕事の質が上がった、能力が向上した、
などの「自己成長」が目に見えて実感できるようになります。
ニンジン(お金)の方向を向いたモチベーションではなく、
自己成長の方向を向いたモチベーションです。
こちらの方がより継続性が高く、実現も可能で、
本人にとっても会社にとっても、長期的に良いことであるのは間違いないでしょう。
●即時フィードバックがモチベーションを上げる
もう一つ、従業員のモチベーションを上げる方法が、
即時フィードバックが起きる職場にする、というものです。
本来、人事評価制度とは、
マネジメントをすることにおいて最適なツールなのです。
上司がこのツールを使って、業務を行う日常において、
しっかりとマネジメントをすることができるようになるのですが、
その一つがこの「即時フィードバック」なのです。
評価項目で求められているような行動をしたら、
すぐに上司が褒めてくれる。
「おお、〇〇について頑張っているね!」というように。
逆にサボっている、やっていないという状態では、
上司にお尻を叩かれる。
「しっかりやらないとダメだぞ!」。
ここで叱られても、頑張ってやったら、
上司はそれを見逃さずちゃんと褒めてくれる。
これがモチベーション向上につながるのです。
褒めるのも叱るのも、どちらも上司の勝手な基準ではなく、
制度で明確となっている人物像や評価基準に基づいていることが大事です。
例えば、赤ちゃんが初めて立ったときを想像してみましょう。
周りはどのようなフィードバックをするでしょうか。
大喜びで笑顔で拍手したりするのではないでしょうか。
「〇〇ちゃんすごいー!みんなきてきて!」というように。
だから赤ちゃんはまた立つのです。
自分が立ったことで、
周りからのこの上ない素晴らしいフィードバックがもらえるのです。
このように、行動したあとに、
すぐに良いフィードバックが来ると、
その行動が身に付き、習慣化していきます。
このような即時フィードバックが、
その後の行動を自主的に引き出す動機づけとなるのです。
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★編集後記
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冒頭で少しご案内しましたが、
今後、順次WEBを中心に、自主セミナーを開催していきます。
第2弾は弊社のメインコンテンツである
「A4一枚賃金&評価制度セミナー」です。
私、榎本が講師で、
約3時間ほどカメラを通してお伝えさせていただきます。
ワークも行う予定です。
ぜひ、ご関心がありましたら、お気軽にご参加ください。
Zoomというツールを使いますので、
職場から、ご自宅からお気軽にご参加可能です。
Zoomの使い方なども、
事前に機会を設けていますので、
ご安心ください。
セミナーの詳細のご確認、
お申し込みは弊社サイトからお願い致します。
【A4一枚賃金&評価制度セミナー 5月22日14時~】
→ https://millreef.co.jp/a4_seminar/
また、行動科学を用いた組織マネジメントのセミナーも受付中です。
【OBM(組織行動マネジメント)セミナー】
→ https://millreef.co.jp/obm-seminar/
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
━━━ 見える行動 測れる向上 ━━━━━
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