今日は、私が評価者研修(考課者訓練)を行う際に、
いつも最初にする話をご紹介します。

忙しい、忙しいといって、
工夫をしていないのは、
結局ダメなこと。

より、生産性を高く仕事をするには、
「斧を研ぐ」ことが重要なのです。

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★木こりの話。【A4一枚評価制度と小さな会社の人事戦略】
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ある日の朝、あなたが森の中を歩いていると、
奥のほうで汗を流しながら一生懸命にのこぎりを引いている木こりを見かけました。

「何をしているのですか?」と、あなたは聞きました。

すると、
「見ればわかるだろう。この木を倒そうとしているのさ。」

あなたは、夕方の帰り道にまた同じ場所を通りかかりました。
朝と同じ場所でまだ一生懸命に木こりが木を切り続けていました。

あまり作業が進んでいないようです。あなたは、木こりに声をかけました。

「大変ですねえ。あまり作業が進んでいないようですが、
少し休んで、ついでにのこぎりの刃を研いだらどうですか?」

すると木こりは、「なに言ってんだ、そんな暇なんて無いさ。
切るだけで精一杯なんだから。」

人事評価の研修を企業で実施するのですが、
そこに参加している社員の方から醸し出される空気は、

「この忙しいのに、研修なんてやってられないよ。」

なんて感じなのですね。
なので、最初にこの木こりの話をよくします。

「この研修は、斧を研ぐことなのです。
忙しい、忙しいと言って何も変わらず目の前の仕事だけをするだけではなく、
その毎日の仕事をどれだけ質が高く、生産性を上げることを今からやっていきます。
毎日365日までとはいいませんが、
会社で仕事をする250日ぐらいに大きく影響を与える1日なのです。」

人事評価制度は、評価の時期だけではなく、
本当は毎日のコミュニケーションや、
人材育成に効果を与えることができる素晴らしいシステムなのです。

「忙しい」という言葉が飛び交う会社こそ、
しっかりと取り組んでほしいものなのです。

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★編集後記
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今日はバレンタインデー。

妻と娘で学校の友達に配る用のチョコを、
家でたくさん焼いていました。

家の中はチョコが焼ける匂いで充満しています。
(ちょっと苦手)

毎年、余った分を処理する役割なので、
今年もこれから1週間ぐらいチョコづくし・・・。

ダイエットは遥か遠い目標になりつつあります。