榎本あつしのBLOG(人事制度の学校・評価をしない評価制度・A4一枚評価制度とABA:応用行動分析学)

人事制度や社労士やら応用行動分析学の研究やら猫やら馬やら庭やらで毎日過ごしています。

「運用が大事」っていうけれど。

昨年12月に発売された「自律型社員を育てる『ABAマネジメント』」ですが、
amazonで、ここしばらく品切れが続いています。

せっかく、ご興味いただいて、

「仕方ない、ちょっと読んでみてやるか」

と、買いに行っていただいた方、本当に申し訳ないです。

 

一応、弊社に在庫はありますので、
お急ぎで「読んでやるか」と思ってくださる方がいれば、
ホームページのお問い合わせなどから、メッセージください。m(_ _)m

 

さて、本題です。

 

「運用が大事」っていうけれど。

 

人事評価制度は運用が大事!

 

・・・って、よく言われますが、「運用」って何?

 

 

何をどうするのが運用???

 

スケジュールどおりに、皆がシートを提出するのが運用?

間違いや滞りなく、スムーズに毎年できることが運用?

 

 

うーん、なんだかちょっと違うような気もします。

 

よし、こんなときは先生に聞いてみましょう。(教えてえらい人byウゴウゴルーガ)

 

 

google先生「運用」=「そのもののもつ機能を生かして用いること」

 

なるほど、なるほど。

 

と、いうことは、人事評価制度の運用と言うのは、

 

「人事評価制度のもつ機能を生かして用いること」

 

うん、確かに。

 

「A4一枚人事評価」は、その目的を「人材育成」「業績向上」としている、
ツールです。

 

そして、その機能として、上司による部下の人材マネジメントができること、
成果や自己成長に関してのコミュニケーションが増えること、です。

 

つまり、運用できている、運用がうまくいくというのは、
上記のようなことが、しっかりとできること。

そして、その結果、目的である「人材育成」「業績向上」につながっていれば、成功!なのです。

 

ちょっと極端ですが、多少、締め切りに遅れる人がいようが、
やり方間違っている人がいようが、いいんです。

 

人事評価制度に取り組むことにより、目標を思い出したり、自身の課題に気づいたり、
上司に褒められたり、叱咤されたり、そんな「すったもんだ」を繰り返しながらも、
「人材育成」「業績向上」に近づいている。

 

それが、「運用ができている」ということなのです。

 

ついつい、スムーズにまわしていこうとか、
負担が少なくなるようにしなきゃとか、
不満が出ないようにしようとか、に必死になり、
それが「運用ができている」と陥ってしまわないようにしましょう。

 

人事評価制度はツールであり、手段です。

上記のような問題の解消をすることが、目的になってしまわないように。

 

ちゃんと目的に近づいているかどうか、
それが運用ができているかどうか、
そこをしっかりと見定めながら、進めていきましょう。

 

本日の日課 60点 (早く在庫復活してくれー。)

(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ。)

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