榎本あつしのBLOG(人事制度の学校・評価をしない評価制度・A4一枚評価制度とABA:応用行動分析学)

人事制度や社労士やら応用行動分析学の研究やら猫やら馬やら庭やらで毎日過ごしています。

中小企業の人件費は業績に左右される。

来週のA4一枚評価制度&人事評価助成金セミナーと、
ABAマネジメントワンコインセミナー。

 

単独でセミナーを実施する、弊社の八重樫さんの、
セミナー内容のレビューをやりました。

 

 

厳しい私、かなり細かいところも指摘いたしました(自分は棚に上げ)が、
頑張ってついてきて、よいセミナーになりそうです!

 

よかったら、ご参加ください。m(_ _)m
WEBセミナーです。

 

A4一枚評価制度&人事評価改善等助成コース・ワンコイン概要セミナー

ABAマネジメント・ワンコイン概要セミナー

 

さて、本題です。

 

★人件費は業績に影響される

 

本当のことなんですが、あまり言えないことなんです。

 

小さな規模の会社であればあるほど、
現実的にこの事実を無視はできません。

 

どんなに経営者・社員全員でがんばったとしても、
ライバル会社の状況、世の中の景気、為替や法改正等々、
業績は多くの外部要因に影響されるものです。

 

 

どれだけ、その人が会社内で評価が高くても、
実際に給与を上げ、人件費を増やすには業績が伴っていないとできないのです。

 

「評価が高い人が出れば、それはちゃんと業績につながるはずだ。」

 

という話もあります。

 

業績につながらないのは、
人事評価制度が機能していないからだ、
との声もあることでしょう。

 

もちろん、理想としてはその通りであり、
人事評価制度をしっかりと運用することで、
業績向上につながることを否定しているのではありません。

 

むしろその通りだと思います。

 

しかし、先程のように、
どんなに優秀な人がいても、
みんなで頑張ったとしても、
それが100%業績に比例するものではないのが現実です。

 

人事評価も人材育成も、業績向上への重要なものではありますが、
あくまで要因に一つにすぎないことを、分かっていただきたいのです。

 

A4一枚評価制度では、
処遇は業績に応じて決めていきましょう。

 

評価は処遇にあまり連動させずに、
育成と動機づけの施策としてやっていきましょう。

 

としているのは、
このような理由もあってのことなのです。

 

今回の話は、私がいつも考えていること。

 

事実や現実をしっかりとらえた先に、
本当によりよくなるものが見えてくると思っています。

 

事実を踏まえて、ならば、どうするのか。

企業にとっての人件費は、
非常に重要な要素です。

 

そこをあやふやにしないで、
考えていきたいと思っています。

 

 

本日の日課 56点(あ、うちも頑張らねば。)

(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ)

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