A4一枚評価制度と組織のためのABA(応用行動分析学)

社労士やら人事コンサルやら行動分析の研究やら猫やら馬やらで毎日過ごしています。

評価者研修で伝えるべき一番大事なこと。

2020/05/26

うちの黒猫、あずきさんの変な写真が撮れましたのでUPします。

 

 

本人(猫)に、ブログにUPしていい?と聞いたところ、
ニャーと言っていたので許可を得ております。

 

さて、本題です。

 

評価者研修で伝えるべき一番大事なこと。

 

明日は、ブレイン様で「目標設定&評価者研修」の撮影を行う予定です。

 

最近は、人事評価の運用の中でも、
この「目標設定研修」「評価者研修」のニーズはとても増えているように感じます。

 

で、この研修において、
評価者に伝えるべきものはたくさんありますが、
その中で一番大事なことは何だと思いますでしょうか。

 

 

公平な目線で評価をすること?

 

評価基準を統一すること?

 

エラーのない評価をすること?

 

フィードバック面談のスキルを向上すること?

 

 

もちろんどれも大事ですが、
これら以上に一番重要なこと。

 

それは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何のために評価をするのか、

その目的を理解すること

 

 

 

なのです。

 

研修では、いつも「3人のレンガ職人」や「透明な箱」の話をして、
目的志向の大切さを伝えています。

 

過去のブログで書いていますので、
再度振り返りで。

 

【3人のレンガ職人】

イソップ寓話の「3人のレンガ職人」という話です。

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レンガを積んでいる人たちがいて、それぞれ「何をしているのですか?」と聞いたところ、

一人目は「見ればわかるだろう。レンガを積んでいるんだよ」と答えた。

二人目は「私は教会を作っているんだよ」と答えた。

三人目は「私はこの町に慈愛をもたらすことをしているんだよ」と答えた。

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このように、その場面だけ切りとったら同じことに見えるかもしれませんが、
自分がやっていることがどんな目的のためにやっていて、
何につながっていくのが分かっていると分かっていないのでは大きな違いが出ます。

 

より質の高い仕事になりますし、
効果が出るように工夫も改善もしていくようになります。
スピードも量も変わるでしょう。

 

それに何より「やりがい」も違うのではないでしょうか。

 

ただ積んでいるだけの職人には、「何をしているのですか?」と聞いてくる人は、
仕事の邪魔をするという人になり、人々に慈愛をと目的を持っている職人には、
聞いてくれてありがとう、の人となります。

 

 

【透明な箱】

あなたの目の前に透明な箱が置いてあります。
後ろにはボードがあり、こう書いてあります。

 

「お金を入れてください」

 

さて、あなたはこの箱にお金を入れるでしょうか?

 

「いやいやいやいや、なんかあやしいし。」

 

と思われる方が、ほとんどなのではないでしょうか。

 

では、もしこの箱の後ろのボードに次のように書かれていたら、
どうでしょうか?

 

「このお金は、震災で避難している方の援助に使われます」

「このお金は、途上国の学校の設立に使われます」

「このお金は、犬や猫の保護のボランティアに使われます」

 

きっと、それぞれこの目的に賛同する人が、
お金をすすんで箱に入れるでしょう。

 

人の行動は、目的を知っているかそうでないかで、
大きく変わります。
(ABA的にはこれを「確立操作」といいます)

 

箱にお金を入れるという行動自体は、全く同じです。
にもかかわらず、自律的に行動を起こしたり、指示を出してもやらなかったりと、
目的が分かっているかどうかだけでも、人の行動は変わるのです。

 

 

以上、手抜きで ご参考に過去のブログに書いたものを振り返りました。

 

 

何のために部下を評価するのか。

 

組織によっては多少変わってくることでしょう。

 

人材育成なのか、
成果の達成なのか、
動機づけなのか。

 

その「目的」を評価者が分かっていることで、
それにつながるような工夫が起き、
力を入れて取り組むようになるのです。

 

 

 

本日の日課 56点(目的を見失っている評価者を増やさないように)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ)



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