榎本あつしのBLOG(人事制度の学校・評価をしない評価制度・A4一枚評価制度とABA:応用行動分析学)

人事制度や社労士やら応用行動分析学の研究やら猫やら馬やら庭やらで毎日過ごしています。

成長のカギは即時フィードバック。

2018/12/22

私「いやー、パープルヘイズ格好いいよね。デザイン。」

 

妻「そう?」

 

 

 

格好いいよね。

一回しかでないけれど。

 

 

さて、本題です。

 

★成長のカギは即時フィードバック。

 

 

マクドナルドで、クルー(アルバイトスタッフ)の方が、
名札を付けていて、そこにシールが貼ってあるのをご存知でしょうか。

 

あれは、「レコグニションシール」といって、
できることが増えるごとに、その場で貼ってもらえるシールなのです。

 

・カウンターでの対応ができるようになった
・ポテトが揚げられるようになった
・ドライブスルーの対応ができるようになった

 

など、できることが増えるごとに、
シールがもらえるのです。

 

ABA(応用行動分析学)の原則の一つ、
「好子出現による強化」ですね。

 

行動した直後(早ければ早いほどいい)に、
良い結果が出現すると、
その行動が繰り返されるようになります。

 

マクドナルドの「レコグニションシール」制度は、
これをうまく仕組化している例ですね。

 

一般的には、先ほどの、

 

・カウンターでの対応ができるようになった
・ポテトが揚げられるようになった
・ドライブスルーの対応ができるようになった

 

などを、半年や一年に一回の評価をして、
点数をつけます。

 

しかし、これでは査定はできても、
行動を身につける、動機づけにつなげるのには、
遅すぎるのです。

 

行動に近ければ近いほど、
その結果は効果を発揮します。

 

その場でシールがもらえる、と同様に、
褒められるのも、その場だからこそ、なのですね。

 

 

 

弊社のクライアントに、
スーパーのお客様があります。

 

そこでは、その日の目標のお客様数、
売上数字などをクリアしたら、その場で、
大入り袋に「500円」を入れて、
頑張ったね、と手渡ししています。

 

一年後に評価されて、ボーナスが増えることよりも、
よほどモチベーションの向上につながっています。

 

・・・会社的には、コストもこちらの方がかからないかもしれませんね。

 

優秀な上司は、
普段から部下をしっかり見ていて、
頑張ったことを見逃さずに、すぐに承認しています。

 

頑張っていることを、
しっかり見ていてくれている。

 

それが感じられる職場を、
仕組みによってうまくつくることもできるのではないでしょうか。

 

本日の日課 48点(ほぼ崩壊気味)

(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ)

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