A4一枚評価制度と組織のためのABA(応用行動分析学)

社労士やら人事コンサルやら行動分析の研究やら猫やら馬やらで毎日過ごしています。

私たちの「価値」の話。

2020/02/13

家に帰ったら、甘い匂いがすごく・・・。

 

ああ、恒例のこの時期か。
大きなチョコブラウニーを作っていました。

 

「大量に作るのも今年で最後だよ」

 

とのこと。

 

3年になったら、もう休みに入っているらしく、
大学生になったら、クラスで配ることもなくなるだろうとのこと。

 

そうか、おこぼれ食べることもなくなるのか・・・。

 

感慨深く・・・もないか。

 

さて、本題です。

 

私たちの「価値」の話。

 

こんなことブログで書いては、
批判されたり、敵を作ることになるかもしれません。

 

が、そんなに誰も見ていないので、
気にすることでもないか。

 

先日のPSR様主催のプロゼミで、
これから社労士として活躍するであろう方たちに、
セミナーで話をさせていただく機会がありました。

 

その際に、私が普段からこの業界に感じていること、
危機と思っていることを話しました。

 

個人的意見なので、
そうは思わない、という方もたくさんいます。

 

自分の価値観を、
セミナーという場を借りて話す、
というのもいかがなものか。

 

 

そう、いかがなものか。

 

 

と、少し思いましたが、
そんなこと気にするほど、大した人間でも影響力もないので、
まあいいや、と思っていることを話しましたよ。

 

それが、これ。

 

 

私たち社労士、その他士業全般は、
専門的知識を備えていて、それをクライアントに提供、活用することで、
商売が成り立っています。

 

そして、必ず出てくるのが、
サービスの対価を少なく、もしくは無料で、
情報をもらおうという人への批判です。

 

社労士に限らず、士業全般、
士業に限らず、その他クリエイター系の仕事でも同様な傾向がみられます。

 

知りたいなら、相応の対価を払うべきだ、
払わないで知ろうとするなんて、あつかましい。

 

SNSなどでは、そのようなことをつぶやく人に対して、
たくさんの「いいね」が付きます。

 

そうだ、そうだ、そんな客はひどい客だ。

 

で、たくさんの同業の人が同調して終わる。

 

ここに、業界の危機感を感じています。

 

客が悪い、という批判で他責に落ち着き、
そこで思考停止になっている状態。

 

みんなが、それに違和感を感じていない。
(いや、感じている人は出てこないだけか)

 

私たちの知識、サービスには長年費やしてきた価値がある。

 

就業規則は、10年以上勉強してきて、
自己投資もしてきたから、そこに価値があるのだ。

 

これにも同様に同業から「いいね」がたくさんつきます。

 

でも、ですね。
価値は、提供側が決めるのではないと思っています。

 

費やしていようが、努力していようが、投資してきていようが、
それは成果物にはあまり関係なく、その価値は「お客」が決めるのではないでしょうか。

 

もっといえば、価値は「需要」と「供給」で決まります。

 

簡単に大量生産で作ったマスクでも、
需要と供給のバランスで高くなります。

 

インターネットの登場で、
無形の情報サービスは、一部の専門家の中にしかなかったものが、
簡単に手に入るようになりました。

 

私たち士業の知識、ノウハウの一部(大部分かも)の、
「供給」が無限に増えているのです。

 

実際、私自身も自分の知識の仕入れ、
確認にインターネットをかなり使っています。

 

「供給」が少なかった時代は、
セミナーや勉強会、直接聞くなどでしか手に入らなかった「価値」の高い情報を、
私たちも、今や無料でさんざん利用しているのです。

 

それなのに、先ほどみたいに、
たくさん投資してきたから価値がある、
それが分からない客が悪い、と批判だけしてしまい、
それに多くが迎合する。

 

まさしく古い体質の業界であり、
このままだと、同業でないところから同様のサービスが出始めると、
一気に駆逐されてしまうでしょう。

 

今の時代の「価値」の作り方。

 

無料でいらすとを提供、使用も認めている有名ないらすとや(みふねたかしさん)。

 

実は大分昔、まだ出始めたときに、
とても気に入ったので有料でデータを多く購入できないか、
と、作者に問い合わせしたことがありました。

 

回答は、

 

無料で提供するコンセプトですので、
申し訳ないですがダウンロードして使用してください、
数に制限はありませんので。

 

というものでした、

 

また、キングコング西野さんが、
自身の出した絵本「えんとつ町のプペル」が、
全ページ無料でWEBで公開したことも話題になりました。

 

どちらも、無料で提供するということで、
業界からはかなりの批判がありました。

 

私たちは、費やしてきた技術で仕事をしている、
それなりの対価をもらうべきだ。
安価や無料でやると、私たちが仕事がしづらくなる、
業界のことを考えているのか。

 

さんざん叩かれたわけです。

 

結果、いらすとや(みふねたかしさん)は、毎日見かけない日はないほど、
知名度を上げました。
キングコング西野さんも、絵本は全部見た人でも実本を購入、40万部を超える大ヒットとなり、
映画化も決定しました。

 

現在のマーケットにあった事業を、
先頭に立ってやってきたわけです。
同業からの批判を受けながら。

 

 

私たちの事業に戻ります。

 

現在の知識、情報、アドバイス等の私たちのサービスの提供、
「供給」のかたちが大きく変わっている現状を分かって、
その現状をうまく利用する戦略で事業を行っていくのか。

 

それとも、一方的に決めた提供側の都合の「価値」ではなく、
本当にお客様が感じる成果としての「価値」を作り出して、
そこに高付加価値として対価をもらえるような差別化を図っていくのか。

 

もしくは、入り口としての前者、
収益としての後者を組み合わせるのか。

 

これをやっていかなければいけないのです。

 

波に乗れずに、後ろの方から、
お客様の批判、波に先の方にいる同業の批判をするだけの人にならないように。

 

自分自身に言い聞かせて、
他の波の前にいる人たちと、一緒に仕事をしていきたい、
と思う今日この頃なのです。

 

 

ああ、まとめが悪い。

 

 

本日の日課 60点(しまった。長くなりすぎた。)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ。)



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