株式会社MillReef、日本ABAマネジメント協会の榎本です。

一日おきに、
「A4一枚評価制度&小さな会社の人事戦略」と、
「行動分析学で人を動かす」
というタイトルに関するメールを、お送りさせていただいています。

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お気軽な気持ちで読んでいただければ、大変嬉しいです。

夜の配信になり申し訳ございませんでした。
ちょっとトラブルがあり、
外に出たまま戻ってこられず、遅くなってしまいました。

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★「独立変数と従属変数」。【行動分析学で人を動かす】
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なんだか理系っぽい話になりますが、
今日は「独立変数」と「従属変数」のお話です。

ABAマネジメントは、「行動」を促したり、
変容させたりという、マネジメント手法です。

しかし、大事なのは「行動を変える」だけではなく、
その先にある「目的」にどのような好影響を与えるかということ。

その「目的」とは、やはり企業であれば、

・売り上げが上がる
・経費が削減になる
・定着率が上がる
・会議時間が短くなる
・残業時間が減る
・お客様満足度が上がる

などという、組織の成果が重要ではないでしょうか。

この際の、変えていく行動を「独立変数」。
そして、その際に成果として出てくる結果を「従属変数」として、
ちゃんとその両方の数字に相関関係がみられるかどうか。

それを追いかけていくことが大事なのです。

独立変数である、

・みんなが笑顔で挨拶する
・報告したら、上司が「ありがとう」という
・業務改善の提案が出てくる
・料理の説明が滞りなく言える
・皆が出勤時間前に出勤する

というような、それぞれの行動。
この行動が増えたか、定着化したかを測定していきます。

そして、これらの行動が増えたのなら、
ちゃんとその先にある成果につながっているかどうか、
それも追い求めていきます。

売り上げは上がっているのか、経費は減少したのか、
定着率は上がったのか、会議時間は短くなったのか、
残業時間は減ったのか、お客様満足度は上がったのか。

変えていく行動を「独立変数」として、
その数字がよくなったのに相関して、
求める成果である「従属変数」が向上しているのか。

目に見える問題、課題で思いつく行動だけを変えても、
なにも求める成果につながらないのでは、
意味がないのです。

みんなで業務改善の提案をしたけれど、
何も成果は出てこない。

成功体験どころか、
無力感となり、逆効果にもなり得ます。

しっかりと、目指す成果(従属変数)は何か、
そして、そのためにはどんな行動(独立変数)を変えていくか。

その設計をちゃんとやって、
ABAマネジメントに取り組んでいきましょう。

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★編集後記
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今回の話は、
実際に行動変容のコンサルティングをする際に、
確認をすべきことでもあります。

その行動を変えて、
何を成し遂げたいのか、
何をよくしていきたいのか。

パッと目に見える問題行動を何とかしよう、
と取り組みがちですが、大事なのはその先の成果。

最初の設計の際の要注意事項なのです。

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