株式会社MillReef、日本ABAマネジメント協会の榎本です。
一日おきに、
「A4一枚評価制度&小さな会社の人事戦略」と、
「行動分析学で人を動かす」
というタイトルに関するメールを、お送りさせていただいています。
いつでもこちらから配信停止(https://i-magazine.jp/bm/p/f/tf.php?id=nearco)できますので、
お気軽な気持ちで読んでいただければ、大変嬉しいです。
昨日は、「魅力的な職場」というテーマで、
200名ほどの経営者の方を前に、講演をさせていただきました。
緊張しましたが、みな、真剣に聞いてくださり、
やりきった充実感でいっぱいです。
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★いかに実践していくかが難しい。【行動分析学で人を動かす】
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ABAマネジメントのアプローチにより、
どんなときに人は行動をして、
どんなときにこうどうしないのか。
その行動科学としての原理原則は、
わかった。
それをどのように実践していくか、が難しい。
このようなご意見をいただくことがあります。
まさしく、ここが難しいところ。
どちらかというと、
職場での実践よりも、学問として確立してきたABA(行動分析学)ですので、
ついつい、その様式にあわせてないといけないような気がしてしまいます。
しっかりと、現状のABC分析をして、
今の行動がどうなっているのか、ベースラインを測る。
そして介入案を考え、その測定もする。
おそらく、学問の場でのABAでしたら、
「最低限」この手順でやらないとダメ、
というような指導を受けるのです。
でも、実はそんなに仰々しく考えなくてもよいのです。
(と、私は考えます)
とにかく、この考えをもとに、
社員や部下とのコミュニケーションを変えてみる、
というレベルの実践でいいのです。
望ましい行動を自主的にやってもらうのは、
強化の原則を使いましょう。
強化の原則は、
行動の後に良いことが起きるか、
望ましい行動したら、ちゃんと褒めてあげればよいのです。
問題行動を減らすには、弱化の原則を使います。
問題行動をしたら、しっかり叱るのです。
ちょっとだけ発展して、
弱化の原則では、
行動すること自体も弱化されたり、
弱化のための嫌子に、上司自身がなってしまう、
という副作用もあります。
そうならないためにも、
問題行動を減らすためには、
消去の原則を使いましょう。
題行動の時には、褒めない。
叱る、のではなく、褒めない、のです。
弱化ほど即効性はありませんが、
長期的に時間が許すのであれば、
消去をしていく方が副作用が少なくなるので、
おすすめなのです。
まずは、の実践は、
このような部下とのコミュニケーションの実践から。
このように使ってみて、
行動を変えてみるということに、たくさん取り組むところから、
実践していってはいかがでしょうか。
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★編集後記
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手順を踏んで、
やるべきことをやって、
ということは確かに重要です。
でも、それを実際にできるための準備、
シチュエーション、
やる側のスキル等々。
条件がそろうまで待っていて、
結局、実践に進まない、
というようなことが多いのではないでしょうか。
ABAマネジメント、という考え方は、
アプローチ手段であり、ツールです。
ツールは使ってナンボ、です。
まずは気軽に、コミュニケーションの反応からやってみましょう。
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★セミナー情報
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