株式会社MillReef、日本ABAマネジメント協会の榎本です。
一日おきに、
「A4一枚評価制度&小さな会社の人事戦略」と、
「行動分析学で人を動かす」
というタイトルに関するメールを、お送りさせていただいています。
いつでもこちらから配信停止(https://i-magazine.jp/bm/p/f/tf.php?id=nearco)できますので、
お気軽な気持ちで読んでいただければ、大変嬉しいです。
今日は、一般的には批判されるかもしれない内容です。
でも、個人的には決してマイナスなことではなく、
むしろよい理解だと思っています。
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★人の行動も「操作」されている。【行動分析学で人を動かす】
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「人の行動も操作されている」。
こんな書き方をしてしまうと、
人の行動を操作するというのは、どうなのか、
というお叱りを受けそうです。
「操作する」
「コントロールする」
「制御する」
という表現には、どうもマイナスイメージがあり、
神聖な?「人」の行動をコントロールしようとすること自体、
よくないことだと思われます。
行動というのは、
その人自身が、自らの意思で起こしている、
という考えが一般的だからでしょうか。
しかし、実際には人の行動は、
外部の色々な環境や刺激によって引き起こされているものです。
そしてそれは決して、悪いことでも残念なことでもないのです。
例えば、優勝するためも誰よりも多く練習するというような行動。
(厳密に言えば、練習というのは行動ではなくて、行動の集合体ですが)。
誰からも強制されずに、
自ら進んで練習する人は、
「自主的で前向きな人」と思われることでしょう。
しかし、この一見自ら前向きに練習している、ということも、
本当は、いくつかの外部の環境や刺激によって引き起こされているのです。
・出場する大会がある
・練習方法を教わっている
・練習場所や道具がある
さらに、
・最後の大会である
・試験が終わった後で、時間に余裕がある
・好きな子が応援にくる
・最初の相手が、小さい時からのライバル
こんな色々な状況が、
この人の前向きさを引き出している可能性があります。
同様に、
「頑張ろう!と思う」
「意見を自ら言う」
「目標を立てる」
というような「思考」や「意志」なども、
何もない所から自然に湧き上がってくるのではなく、
本当はその人を取り巻く様々な状況によって、
引き起こされているものなのです。
通常はそれを意識していないだけなのですね。
このように考えられると、
自分自身も含め、「意識して」行動を促すことが出来るようになってきます。
何かしらの環境や刺激により、行動が操作されること。
それは、あくまで行動科学上の理解の仕方であり、
悪いことではない、と考えてほしいのです。
むしろ、より前向きに行動できるようになるための、
知恵を身につける、ということなのです。
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★編集後記
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昨日は、経営者の方が集まっての、
ABA勉強会を開催いたしました。
しかし、あろうことか、
私が渋滞のため遅刻・・・。
到着までの間(1時間!)、弊社の八重樫さんが、
しっかりと代役を務めました。
・・・むしろ、私よりも評判よかったみたいです。(複雑)
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★セミナー情報
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