株式会社MillReef、日本ABAマネジメント協会の榎本です。
「A4一枚評価制度&小さな会社の人事戦略」と、
「行動分析学で人を動かす」
というタイトルに関するメールを、お送りさせていただいています。
いつでもこちらから配信停止(https://i-magazine.jp/bm/p/f/tf.php?id=nearco)できますので、
お気軽な気持ちで読んでいただければ、大変嬉しいです。
新型コロナウィルスの影響で、
私もいくつか講演が中止になっています。
運営側の準備の状況を見ているので、
あれだけ色々準備や手配していて、
中止になってしまうのは、携わる方は無念だろうな、
と感じています。
まずは、安全が第一。
その判断なので、致し方ないでしょうか。
—————————————————————————————
★「評価」するのは本人への〇〇と△△のため。【A4一枚評価制度&小さな会社の人事戦略】
—————————————————————————————
さて、今日のタイトルの、
『「評価」するのは本人への〇〇と△△のため。』
の、〇〇と△△には、
どんな言葉が入ると思いますか?
もちろん、それぞれの会社、
組織によって変わるかと思います。
「査定」を第一の目的にしているのであれば、
適正に給与・賞与などを決めるため、
となるでしょう。
しかし「A4一枚評価制度」においては、
評価の目的は「人材育成」と「業績向上」としています。
そうなってくると・・・。
私は、〇〇と△△は、
下記のように考えています。
〇〇→「動機づけ」
△△→「課題認識」
「評価」するのは本人への、
「動機づけ」と「課題認識」のため、
です。
半年や一年を通じて、
社員を評価します。
その半年、一年で、
成果を出したこと、成長したこと、頑張ったことは、
大いに良い評価をして、それを伝え、
「動機づけ」につなげるのです。
一方、達成できなかったこと、まだ身についていないこと、
出来ていなかったことに関しては、
しっかりと相応の評価(低い評価になるでしょう)をつけ、
それを伝え、本人に「課題認識」してもらうのです。
良い点は、大いに承認で、
「プチ成功体験」に繋げます。
この会社は、自分がやったことをしっかり評価してくれる、
という体験が、長期的なモチベーションにつながっていきます。
成果を出した、成長した、頑張った、
それを上司や会社がしっかりと褒めてくれる。
そこから、また自ら行動を起こすということが増えてきます。
これが「評価による動機づけ」です。
未達成、成長していない、頑張れなかった、
というところを、上司と本人の間で課題として、
本人に明確に認識してもらいます。
そして、その事実を活かして、来期はどうやって成果に繋げるのか、
身につけるのか、頑張るのかを決めて、取り組んでいくのです。
来期に目指していく、目標になります。
この「動機づけ」と「課題認識」が、
組織の全体でしっかりと機能していくと、
「人材育成」と「業績向上」が実現してくのです。
残念ながら、相対評価や、給与設定のための調整、評価のエラーなどより、
成果を出したこと、成長したこと、頑張ったことであっても、
評価が下がってしまったりする。
同様に、達成できなかったこと、まだ身についていないこと、
出来ていなかったことでも、それなりの評価点になっていたりする。
これでは、「動機づけ」も「課題認識」も、
できなくなってしまうのです。
面談においても、評価者がこれを分かっているかどうかは、
とても大事。
伝える内容、伝え方も変わってくることでしょう。
「評価」するのは本人への「動機づけ」と「課題認識」のため。
ぜひ、これを浸透させてみてはいかがでしょうか。
—————————————————————————————
★編集後記
—————————————————————————————
前回、引っ越しをした話をしましたが、
以前に住んでいたマンションは、
売買に出したところ、すぐに買いたいという方が出てくださいました。
15年の中古ではありますが、
駅に近い便利な場所だったこともあり、
あまり値が下がらずに買い取ってもらえました。
少し寂しい気もしますが、
必要で、気に入ってくれる方に住んでもらう方が良いですよね。
ちなみに、事務所から歩いて1分もないところなので、
これかも、お会いすることもありそうな気がします・・・。
━━━ 見える行動 測れる向上 ━━━━━
■メルマガバックナンバーはこちらから。順次増やしていきます。
【A4一枚評価制度と小さな会社の人事戦略 バックナンバー】
https://millreef.co.jp/merumaga/
【行動分析学で人を動かす バックナンバー】
https://www.j-aba.com/merumaga/
■配信停止ご希望の方は、お手数ではございますが
こちらから解除をおねがいいたします。
https://i-magazine.jp/bm/p/f/tf.php?id=nearco
■発行者
◆株式会社MillReef(ミルリーフ)
代表取締役 榎本 あつし
◆〒197-0022 東京都福生市本町66-1 秋山ビル2F
◆TEL : 042-513-4707 FAX : 042-513-4721
◆WEBサイト: < http://millreef.co.jp/ >
◆メールアドレス : < enomoto@millreef.co.jp >
★フォロー大歓迎です
★榎本Facebook: < https://www.facebook.com/officenearco/ >
★榎本Twitter: < https://twitter.com/officenearco/ >
★榎本Instagram: < https://www.instagram.com/atsushi_eno/ >
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━