昨日、出張先にて、評価者研修を行ってきました。
その時に、先方の企業の人事の方と話した内容です。
会社が大きくなってきて、
人事や総務などの間接部門の対応が変わってきた、とのこと。
本日はそんなお話です。
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★人事や総務の役割は何か。【A4一枚評価制度と小さな会社の人事戦略】
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会社の規模がそこそこ大きくなり、
いわゆる間接部門、人事・総務・法務・経理など、それらの専門部署ができてくると、
どうも保守的になりますよね、という話。
「それは、リスクがあるからやめてください」
「それは、CSR的には好ましくありません」
「それは、法違反になるので禁止です」
まあ、ダメと言えばダメ(法違反とかは)なのですが、
このように「できない」「ダメ出し」などを、
やっていく部門になりがちなのです。
専門部署は、その専門的知識があるので、
ついつい、指摘に走る傾向があります。
でも本来は、その専門性を活かして、
「何かあったら、うちらが何とかするから、思う存分やってくれ」
と、いう役割の部署なんじゃないかな、
と思ったりしたのです。
自分自身の社労士のスタンスとしても、
いつも、このことを考えるようにしています。
法的観点や、リスクを考えると、
「やらない方がいいですよ」というアドバイスになります。
もちろん、取り返しのつかない大きなリスクなどは、
しっかりとブレーキをかける必要はあるかと思います。
しかし、基本的には、「まずどうしたいのか」を大事にして、
何かあったら、自身の専門的知識や経験を活かして「何とかする」。
こうありたい、と心がけています。
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★編集後記
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今日は娘の中学の卒業式です。
午前中は、仕事の休みをいただき、
参加してきます。
あいにくの雨ですが、
記念になる大事な日です。
今日で最後になる友だちもたくさんいます。
仕方ないとはいえ、ちょっと寂しいですね。