7月27日、30日に「【人事制度の学校】A4一枚評価制度マスタープログラム」のオプション講座である「評価をしない評価制度実践講座」を開催いたしました。

3時間のオンデマンド講義を受けて頂いてからの実践でした。

弊社が研究している「パフォーマンス・フィードバック(PF)」をフルに活かした制度で、「デッドマンテスト」や「ビデオカメラテスト」など、耳慣れない言葉も多かったのではないでしょうか。

評価をしない、ということにはもちろん課題もありますが、「評価という手段を取らなくても、パフォーマンス・フィードバックにより部下の動機付けを図り、成果を出してもらうことができる」という大きなメリットがあります。

そのため、「評価をしない評価制度」は今後、導入される企業様も増えるのではないかと思っています。

実践講座で行ったこと

実践講座では、パフォーマンス項目の考え方についての復習や、パフォーマンスフィードバック項目に対してのアドバイスをするワークを行いました。

そして最後のワークとして、パフォーマンスフィードバック項目の作成をしていただきました。

評価をしない評価制度はまだ新しい手法ですが、若手の社長様を中心にニーズが増えてきているので、コンサルできるようになると心強い武器になると思います。

ちなみに、評価をしない評価制度を導入すると、下記のような質問(弱音?)が出ることがあります。

  • 毎週の確認や毎月の面談が負担・・。何とかならないか?

ただ、このような質問をする方は「最後にとても苦労する”評価”をする必要がない」ということをすっぽり忘れています。

評価をする必要がないので、全体の負担感でいうと確実に減っているはずなのです。

今後のこと

ここまでで、2022年6月に開始された「人事制度の学校」の全プログラムがオプション含めて終了いたしました。

これからは実際に企業様に制度を導入・運用していくことになりますが、つまずかれることがあったら積極的にご相談いただければと思います。

「A4一枚評価&賃金制度」や「評価をしない評価制度」の導入に必要な資料はすべてお渡ししておりますので、自信を持って取り組んでいただけたらと思います。