今日のテーマは、人事評価の運用でとても重要な、
「評価者スキル」
のお話。
運用の中心を担う、「評価者」。
その評価者が身につけるスキル、
具体的にはどんなスキルが求められるのでしょうか。
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★3つの評価者スキル。【A4一枚評価制度と小さな会社の人事戦略】
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評価者研修で、評価者のスキルを伸ばしていくことは、
実際に「役に立つ」人事評価制度にするために、
とても重要です。
研修で身につけてもらいたい一番のことは、
人事評価に関する理解。
なんのためにやるという「目的」を第一に、
なぜ、成果評価をするのか、
なぜ、能力評価をするのか、
なぜ、情意評価をするのか、
などという、「理解」がとっても大事です。
これが一番。
そして、その次に大事なのが、
評価者としてのスキルです。
知識を教え、練習をしてもらい、
復習をしながら、身につけてもらう実践的スキルです。
そして、この評価者に必要なスキルは大きく分けて、3つ。
1 目標設定のスキル
2 期間の観察スキル
3 評価コメントのスキル
この3つです。
普通は、公平に評価するための「評価者エラー」の知識だとかを、
研修でやることが多いのですが、
そちらよりも「評価コメント」のスキルのほうが大事だと思っています。
なので、「評価コメント」のスキルです。
それぞれ、
1 目標設定のスキル
→主に人材育成につながる
2 期間の観察スキル
→主にモチベーション向上につながる
3 評価コメントのスキル
→主に納得性につながる
というように、効果が異なっています。
ちょっと長くなってしまいますので、
次回以降、一つひとつ、この評価者スキルとその内容をお伝えしていきたいと思います。
生きた人事評価制度になるかどうかは、
本当にこの評価者スキルは重要です。
人事評価の各スケジュールの中に、
研修の機会や、再確認の機会など、
ぜひ組み込んでいきましょう。
次回をお楽しみに。
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★編集後記
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今日、顧問をさせていただいている企業様へ訪問。
拙著、「自律型社員を育てる『ABAマネジメント』」を読んでくださっていました。
ぜひ、リーダー以上の社員に研修をやってほしいというご依頼。
ありがたいお話です。
マネジメント、というと、たいそうな感じのものですが、
実は、やることはまったく複雑ではありません。
人はどんなときに行動をして、
どんなときにしないのか。
ABA(応用行動分析学)を、知っていただくことで、
上司から部下への「きっかけ」の出し方、
「フィードバック」の仕方、
それを学ぶことで、部下とのコミュニケーションが大きく変わってきます。
研修などをがんばって、
ABAマネジメントができる人たちを増やしていくことが、
私の使命かな、と思っています。