運用マニュアルを作ろう。
2018/12/25
昨日、今日と家族旅行に行ってきたわけですが、
家族はともかく、私個人は、旅行は「計画」が一番の楽しみなのです。
・どこに行こうか
・日程はどうしようか
・どんな準備が必要か
・どうしたら楽しんでもらえるか
・どこで何を食べようか
で、このような計画を立ててから、
実際に行くまでの間の日が、旅行の楽しみのピークなのです。
実際に、当日になると、
個人的にもう終わった感がある。
・・・ええ、よく、つまらない人間といわれます。
いわれますとも。
さて、本題です。
★運用マニュアルを作ろう。
人事評価制度を作成、構築後、
運用に入っていきます。
この際に、弊社の場合は、
必ず「運用マニュアル」を作成するようにしています。
実際に、作成・構築段階では、
経営者の方や人事の方とお打合せして、
意図や内容など詳細に理解していただいています。
しかし、実際には、
そこに直接携わっていない管理職の方などが、
運用の大事なところを担うのです。
評価者研修などで、
それを理解してもらうわけですが、
それだけではどうしても不十分。
それに、研修直後にはしっかり理解できていても、
実際の運用の場面では、それが抜けて行ってしまいます。
そのために、
いつでもしっかりと必要なポイントが確認できて、
実際の場面で確認しながら進める、
「運用マニュアル」があると、便利なのです。
運用マニュアルの構成は、
次のようになります。
私が通常作る場合の、
目次としてご紹介します。
●人事評価制度概要
1 人事評価制度の目的
2 運用のポイント
3 人事評価のスケジュール
4 評価シートの構成
●運用
1 期初のシート作成
2 目標設定
3 期初の面談とコミット
4 期中のマネジメント
5 サポートシートの活用
6 評価する
7 評価エラーに気をつける
8 一次評価と最終評価
9 評価者ミーティング
10 フィードバック面談
11 次期への取組み
● 結果の反映
1 評価結果の反映
2 給与への反映
3 賞与への反映
4 昇格・降格
次回以降、内容についてもお伝えしてまいります。
もちろん、運用マニュアルも、
作成しただけではだめで、
いかに使うようにするかの仕組みを構築しておくことが重要です。
しかし、
形としてこのようなツールがあると、
研修の実施や、毎回の人事評価の工程の際の、
テスト(できているかどうか)的な確認もできるようになります。
ぜひ、取り組んでいってみましょう。
本日の日課 36点(とにかく、負のスパイラルからの脱出を)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ)