運用の期初、期中、期末にやること。その2、期中。
2020/04/17
先日、早期退職にて大手企業を退職、
会社を設立する方とお話しする機会がありました。
在職中にお世話になった方です。
で、会社名をほぼ決めているそうで、
それがかなり格好良い。
響きもよく、意味もあり、
ミッション的なものが反映されていました。
で、聞かれたわけです。
「ところで、榎本さんの会社名はどうしてこうなったの?」
恥ずかしくていえませんがな。
さて、本題です。
運用の期初、期中、期末にやること。その2、期中。
- 期中にやること
期初にしっかりと目指すものを「握った」ら、
次はそれをしっかりとマネジメントしていきます。
マネジメントというと、
なんだか横文字で小難しく感じますが、
要は目標に向けてしっかりとやり取りすることです。
設定した目標、成長すべき項目に対して、
頑張って部下が取り組んでいたら、
できるだけ即時に承認、褒めるなどの良いフィードバックをする。
もしサボったりしてやっていなかったら、
ちゃんとお尻を叩いて取り組んでもらう。
年間の目標や、成長に関する取り組みは、
目の前の仕事よりも緊急度が低く、
放っておいたら、大抵の人はなかなか手がつかないのです。
後でやろう、手が空いたら取り組もう、
と思っていて、気が付いたら期末に・・・。
慌てて言い訳などを考えながら、
お茶を濁した自己評価をする。
やはりこれでは意味がありません。
こうならないように、上司がトレーニングジムのコーチのように、
ちゃんと部下をマネジメントすることで、
部下に成果を出させ、育成をしていくのです。
部下は、上司をうまくコーチとして使い、
サポートしてもらって、自身の目標達成、自己成長を実現してくのです。
ここで、ルーティンワークとして、
上司と部下がコミュニケーションをする機会を設定するとよいでしょう。
おススメは、面談を30分、などの重いものにせずに、
雑談レベルでのフィードバック。
気軽にできることがポイントです。
ただし、他の緊急度の高い仕事に負けないように、
必須の業務として固定してしまうことが大事。
おすすめは一週間に一回程度。
長くても一か月に一回は必須です。
負担が増えすぎないように、がっつりやらずに、
「ちょっとをちょくちょく」のイメージで、
15分ぐらいのやりとりがあるとうまくいきます。
何かの記録が残るような形をとるとよいでしょう。
次回は、最後の期末にすること、をお伝えします。
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本日の日課 52点(たまに会社名の由来を当ててくる人がいます)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ)