庭を人工芝にする。
2020/08/15
人気の「ブログでDIY」シリーズ、第65回のテーマは「人工芝」!
先日、自宅マンションの庭をDIYにて人工芝にしましたので、
その様子をブログで報告します。
ちなみに、以前にやっていた社労士のブログ(Amebaブログ使用)での、
一番アクセスの多かった記事は「ガスコンロの交換DIY」でした。
私のブログなんてそんなものです。
庭を人工芝にする。
事の発端は、引っ越した先のマンションの庭は、
人工芝にしようという話に家族会議で決定したところからです。
天然芝生は、娘が異常に蚊にくわれる体質であることと、メンテナンスに手間をそんなにかけられないだろう、
という判断で却下にしました。
ウッドデッキや全面タイルは規約で禁止されていたので、
唯一手を加えてOKといわれた人工芝に。
最初は、業者さんに依頼したのです。
が。
あまりにも杜撰な作業で、
継ぎ目は目立ち、地面も不陸ででこぼこのまま。
端の処理もひどいものでした。
これはひどい、と憤慨したのです。
あまり揉めたくはなかったので、
言いたいことは言って、お金は払いましたが・・・。
このままずっとは嫌、
でも、やり直してもらっても、ちゃんとやってくれなそうでしたし、
他の業者さんに頼んだとしても、また適当にやられたら大変・・・。
と、いうことで、自分でやってみるか!と、
DIY魂にメラメラと火が付いたのでした。
こうなると気が済まない私。
ネットでいろいろ勉強して取り組むことになりました。
「え、大丈夫?時間あるの?」
と、妻から心配されましたが、
土日の空いた時間を使って少しづつ取り組みました!
このあと出てくる写真で夜の写真が多いのはそのためです!
用意したもの。
さて、調べながら必要な道具を準備。
やっていたときは必死だったこともあり、
あまり写真など撮っていなく・・・。
一応、使用したリストです。
スコップやカッター、メジャーや定規などは家にありましたが、
それ以外は購入して準備。
【道具類】
・スコップ(土を掘り返す)
・レーキ( 〃 )
・トンボ(土をならす)
・タンパー(土を固める)
・メジャー(寸法図る)
・カッター(人工芝を切る、大きめのもの)
・アルミ定規60cm(カッターにあてて切るため)
・赤マジック(人工芝の裏側に引く)
・ゴムハンマー(ピンをたたく)
・養生テープ(人工芝をつなげる時の巻き込み防止)
【材料類】
・人工芝
・防草シート
・人工芝用ピン(人工芝に付属)
・防草シート用ピン(防草シートに付属)
・人工芝用両面テープ
・真砂土(まさつち)(※岩瀬砂というヤツで代用)
記事の中で登場した時に、
どんなものか再度紹介します。
道具は本当に大事。
時間の節約と出来栄えが大きく変わります。
DIYやっていて一番感じるところです。
あ、仕事もそうだと常に感じます。
PC、キーボード、ペン、手帳、バッグなどツール類、
アプリやソフトなどのも同様。
使いやすいツールは、存分に使うべきだと毎回思うのです。
おっと、話がそれそうなので、
戻ります。
人工芝は下地が命。
業者さんには、整地をしてもらう約束でしたが、
とても整地したといえるものではなく、でこぼこがひどい。
人工芝をきれいに仕上げるには、一にも二にも下地とのこと。
人工芝をすべて剥がした後、
土を掘りここして平らにするところからスタート。
そしてここをどれだけ丁寧にやるかで出来栄えが変わります。
剥がしたのは雪の日でしたので、
湿っていて大変。人工芝も重くなっていて、
地面も泥っぽく、コンディションは最悪でした。
ちなみに白っぽくなっているのは、
業者さんが撒いていた除草剤。
全部剥がしたのち、
整地の作業をスタートです。
とにかく、この整地が一番大変で、
全体の8割はこれに時間を費やしたと思います。
ここで使ったのが、ちょっと写っているスコップとレーキ。
この二つで、地面を耕しました。
レーキは、あまり大きくないものでしたが、十分活躍してくれました。
スコップはもともとありましたが、
レーキは通販で購入。
めったに使わないでしょうから、保管しやすいように伸縮するヤツにしました。
伸ばして使います。
耕したら、ならす作業です。
上のレーキで大まかにならした後に、トンボをつかっていきます。
トンボも組み立て式のものを購入。
ばらして、小さくしまえるようなものにしました。
おそらく、二度と使わないので。
あ、15年後ぐらいにやり直すときに使うかな。
60歳過ぎてるな。
そして、この後が重労働。
「タンパー」を使って、土を押し固めます。
耕してならしただけでは、
土が柔らかいままですので、その上に人工芝を敷いたとしても、
上を歩いているうちに、またでこぼこになってしまいます。
転圧機(ガソリンで動く機械)をレンタルしている人もいるみたいですが、
うるさく、お隣さんに迷惑かけそうだったので、このタンパーというヤツで地道に押し固めました。
1時間ぐらいかな。
土を固めた後、
ここからの作業がうまくいったターニングポイント。
「砂を入れた」のです。
下地は「砂」でならす。
もちろん、ネットで仕入れた情報です。
大抵の「人工芝の施工方法」が載っているサイトでも、
「砂」を入れて整地すると出ています。
ただ、実際やってみてこれが、下地を平らにするのにすごく効果がありました。
土だけではどうしても、でこぼこが残ってしまうのです。
また、庭には「雨水枡」がありますので、
この枡に高さを合わせるためにも、砂で少しかさ上げしておくことが重要なのです。
水はけ悪くなっちゃうので。
ここで使用する砂は、ネットで調べて「真砂土」か「山砂」とのこと。
ほぼ同じもので、東か西かで呼び方が異なるそうです。
(微妙に違うらしいが)
使用量を調べると、かなりの量が必要になります。
うちの庭は35㎡ぐらいですので、少なくとも一袋20kg×30袋ぐらいが必要。
しかも、ネットだと一袋1500円~2000円する。
うぎゃあ。
ホームセンターにはあまり置いてないらしく、
戸建てで庭を造る人は、業者さんにトラックなどで運んでもらったりしているみたいです。
その場合はかなり安くなるそう。
でも、うちはマンションの庭なので、トラックは無理。
で、いろいろ探したところ、
近所で御用達の「ジョイフル本田」に同じようなものがある!とのこと。
しかも一袋299円!しかも税込み!
これが「岩瀬砂」というものでした。
パッケージでは「水はけのよい砂」と書かれています。
良く見ると、下の方に「山砂」「真砂土」となっていますね。
やはり同じもの、ということでしょうか。
さっすが、ジョイフル本田。
しょっちゅう行きます。
とりあえず、これを購入。
しかし、20kg×30袋を車に積み、
マンションの駐車場で下ろし、家の中を手で持って運んで、
庭にまくという作業は、普段デスクワークの私にとっては、
なんという重作業か。
でも、基本、こういうのが大好きですので、
苦にならずにやり切りました。全然OK!
だーっとまいたら、トンボをかけて、
水を撒きます。
これで、砂がしまるそうです。
で、翌日にまたタンパーをつかって、押し固める作業。
そして軽くトンボ掛け。
よし!これで整地完了!
でこぼこはほとんどなく、雨水桝に高さも揃い、
ほぼ完ぺきな整地ができたといえるのではないでしょうか。
いよいよ、次は人工芝を敷いていきます。
とても長くなってしまったので、次回に続きます。
本日の日課 52点(一応、このブログは人事コンサル&社労士のブログです)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ。