株式会社MillReef、日本ABAマネジメント協会の榎本です。

一日おきに、
「A4一枚評価制度&小さな会社の人事戦略」と、
「行動分析学で人を動かす」
というタイトルに関するメールを、お送りさせていただいています。

いつでもこちらから配信停止(https://i-magazine.jp/bm/p/f/tf.php?id=nearco)できますので、
お気軽な気持ちで読んでいただければ、大変嬉しいです。

今日は10月10日。
いまだに体育の日はこの日のイメージがあるのは、
昭和生まれだからなのでしょうか・・・。

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★「シェイピング(行動形成)とは」【行動分析学で人を動かす】
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今日は、ABA(応用行動分析学)で、
実際によく使われる技法を紹介。

実際に、まだやったことのない行動、
できない行動などを身につけるときに使われるやり方、
「シェイピング」をお伝えします。

ちなみに、Wikipediaではこの「シェイピング」、
どのような説明になっているか。
ちょっと引用して載せてみたいと思います。

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シェイピング法(シェイピングほう)とは、
目的とする行動の変化(増加・減少)にたどり着くために、
その方向で少しやりやすい変化をもたらす所から始め、
徐々に目的に近づけて行くやり方。

逐次接近法ともいう。
バラス・スキナーによって開発された。

シェイピング法はオペラント条件づけにおいて、
偶然の反応の生起(オペラント水準)が低い行動を形成するために行われる
強化と消去を組み合わせた訓練法である。

訓練対象となる生体の自発的な反応の中で生起頻度が高く
目的(スキナー箱ではレバー押し)に適った反応を選び、
報酬を充分に与えてその反応を強化する。

次に、生起頻度が高まったところで強化を中止し消去する。

消去を受けた生体は、強化されていた反応と似た反応をいろいろと行うようになり、
反応のレパートリーを増やす。

増えた反応の中で、今までの反応に近い反応のみを選び、
強化・消去を行う。

この訓練を繰り返すことで、
目的とする行動を身に付けさせることができる。

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はい、とても分かりづらいですね(苦笑)。

どうしても専門用語が多く、
知識のある人にはわかりやすいのですが、
一般的にはどうしても、とっつきづらさを増してしまいます。

定義の正しさや、
内容の正確性を求めると、
どうしてもこのようになってしまうのかもしれませんが、
弊社で目指すところは、使って効果を出すこと。

そのためには、
「意味の正確さ」よりも「使いやすさ」に重きを置きたいと思っています。

「シェイピング」とは、
その言葉の通り、「シェイプ」していくこと。

徐々に行動を形作っていくイメージでOKです。

例えば、
スキーができない人にスキーが滑れるように教えるにはどうするか。

いきなり、
「スキーで滑ってきてください」
といっても、
その行動はできないわけです。

ここで、
「スキーを滑る」という行動を、
もう少しいくつかのステップに分解します。

・スキー板をつける
・板をつけたまま立つ
・重心を前にする
・ボーゲンで前に進む
・ボーゲンで止まる
・板を並行にして立つ
・そのまま斜めに滑る
・・・

このような感じに、ステップに分解することを、
「課題分析」といいます。

課題分析に関しては、
以前のブログ記事をご参考にしてみてください。

課題分析でパフォーマンスを上げる。

そして、このように分解したステップの行動ができるように教えて行って、
最終的に「スキーを滑る」ができるように、
形作って(シェイピング)いくのです。

同じように、

「営業をする」
「セミナーをする」
「プロジェクト管理をする」

なども、
それをすぐにやれ、といっても、
身についていない人にはできないのです。

課題分析をして、
もう少し具体的な行動のステップに分け、
それをシェイピングして、
身につけさせていくわけです。

ちゃんと指導・育成ができている人は、
このようなシェイピングを、
きっと用語は知らずとも、
やっているのではないでしょうか。

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★編集後記
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上司にあたる人は、
経験も技術も、
部下よりも優れているケースが多いです。

すると、
自分自身はできるので、
「ちゃんと営業しろ」
というように、最終の大きな行動レベルで指導しがちになります。

すると、
身についていない部下は、
思うように行動できず、まごついたり立ち止まったりします。

これを、
「やる気がないやつだ」

と、原因を内面にして、
結局、改善につながらず、
組織のパフォーマンスを上げられないということが、
起きていませんでしょうか。

「スキーを滑りなさい」

といって、
やらないのは、やる気がないからでしょうか。

滑れるようにシェイピングすることが、
着実で結果、早い方法です。

組織のパフォーマンスを引き上げるために、
とても有効な手段なのです。

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