今日で2月も終わりですね。

毎年、1月は長く感じるのですが、
2月はあっという間に過ぎていく気がします。

さあ、人事面では忙しくなる3月。
頑張って乗り切っていきましょう。

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★山本五十六氏の言葉。【A4一枚評価制度と小さな会社の人事戦略】
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「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」

これは有名な山本五十六の言葉です。
私はこの言葉こそが、部下のマネジメントのすべてだと思っています。

無駄なく端的に要素を押さえて人材育成の本質を伝えている、
素晴らしい言葉ではないでしょうか。

経営者や人事の方と話していると、
よく次のような言葉を聞くことがあります。

「うちは自律して動く人がいないんだよね」

気持ちは非常に分かります。
でも、自分から動いてくれないと嘆く前に、
まずはやらせるのです。

会社にとって貢献してくれる行動を明確に示し、
やらせる。

でもやらせっぱなしにはせず、
ちゃんとできたら大いに褒める。
会社でこのような成功体験を積ませていきましょう。

会社が求めることをやれば、
ちゃんと良いフィードバックが来る。

これが体感でわかってくることで、
そのうち自分から考えてやってくれる人が、少しずつ出てきます。

嘆くばかりで、やったことを褒めず、
当たり前のこととして承認の態度も見せない。

頑張って行動したのに、誰も見てくれていない、
誰からも何も言われない。誰も評価してくれない。

このような経営者、
上司の下ではモチベーションは下がっていきます。

嘆いている経営者・上司がいる職場ほど、
このような風土になってしまっていることが良くあります。

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」

嘆く前に、これを実践していきましょう。
これをシステムにしているのが、人事評価制度なのです。

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★編集後記
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現在、いくつかの人事評価制度の構築業務に関わっていますが、
4月から実施のところも多く、いよいよ最終段階に入ってきました。

慌ただしくならないように、
スケジュールを決めてやってはいますが、
どうしても最後が立て込んでしまいます。

なんとか日程を確保して取り組んで行かねば・・・です。

ああ、確定申告にいつ取り掛かれるやら。