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会社ルールブック

いったいどうして、社員は思うように動いてくれないのだろうか—

経営者の社員に対する悩みは尽きないものです。shadow
「モチベーション」「やる気」「前向きさ」「一生懸命」・・・。

どんなに口をすっぱくして言っても、どんなに頑張った分だけ評価すると言っても、人はなかなか思うようには動きません。なぜでしょうか?

実は、これは仕方のないことなのです。
これらの目に見えない主観的なものは、思うように行かなくて当たり前。
生まれ育ってきた環境、価値観が一人ひとり違うのですから。

「モチベーションをあげる」「やる気を出す」「一生懸命頑張る」。
これらは外からの力で簡単に変えられるものではありません。たとえ研修等で直後は少し変わったとしても、時間とともに、ほぼ100%、元に戻ってしまいます。

見える行動と理念の浸透へ

—では、一体どうすれば社員は思うように動いてくれるのでしょうか?

出来る方法があります。
ポイントは、「見える行動」「浸透」

「パフォーマンス・ルールブック」は、この「見える行動」「浸透」を実現できることが最大の特徴。「目に見える行動」をわかりやすい言葉で社員に伝え、常に携帯でき、いつでもどんな機会でも見るようにすることで「浸透を促す」ことができます。

手帳のバイブルサイズで、中身は差し替えが可能になっています。
導入する企業の特徴に応じ、さまざまなパターンで作成をいたします。

 

会社ルールブックに盛り込む内容

組織が目指す目標

どんな行動をすれば、組織の目標につながるのか。
「意識を高める」「やる気を全面に出す」というような、目に見えない目標ではなく、
目に見える「行動」を掲げます。

この「行動」の策定の方法は、会社規模や成長度、業態などにより変わってきます。
「行動」がすでに決まっているけれど浸透していない企業、
まずは「行動」を決めるところから始める企業、どちらでも取り組むことができます。

職場で守るべきルール

職場で守るべき大切な「ルール」をここでわかり易い文章で伝えます。
職場での規律や、書類の提出、年次有給の取り方、備品の扱い方、給与の内容・・・etc

この職場の「ルール」があやふやになっているため、時間や管理でコストがかかっていることがとても多いのです。職場での問題も起きやすくなります。

職場の「ルール」というと、就業規則を考えられるかもしれませんが、
どんなに良い就業規則を作ったとしても、それでは社員が職場のルールを守るようにはなりません。
もっとわかり易い言葉で、そして本当に会社が伝えたい「ルール」だけをメッセージとして伝えるところがポイントになっています。

行動を増やすための仕組み

「行動」が決まったら、今度はその行動が繰り返しでるための「仕組み」を作ります。
しかし、ただ単に「これをやれ」「こう動け」といっても、思うようには動かないものです。

「行動」を増やすために、たくさんのバリエーションのシートの中から、会社にあったものをアレンジして行きます。
例えばチェックシート、ポイントシート、10年計画表、私の目標、感謝カード・・・etc
20種類以上のものの中からアレンジして使っていきます。
貴社オリジナルのアイデアで、全く新しい「仕組み」ができることもたくさんあります。

会社ルールブックの活用方法

会社ルールブックは、その携帯性と内容のわかり易さから、
様々な場面で活用ができます。 そして、使えば使うほど、会社が伝えたい事が浸透してきます。

入社時に使う

入社時は、一番真剣に会社の決まりごとを意識する時期です。
しっかりと会社のメッセージを伝えましょう。
また入社時は、一番不安が大きい時期でもあります。
社内で何が良くて、何がダメか。社内の決まりごとなどをパフォーマンス・ルールブックで伝えれば、会社に対しての安心感につながります。

面接時や会社説明会で使う

面接時は、会社からの選考だけでなく、実は応募者も会社を見定めています。
お金をかけたきれいなパンフレットや、歯の浮くような言葉が氾濫している紹介DVDより、
実際に社内で使用しているこのパフォーマンス・ルールブックの方がはるかに説得力があります。
どんな会社かを伝える非常に効果的なツールです。
応募者は、実際の会社を知り、その安心感で会社を選びます。

朝礼や会議で使う

理念やモットー、目標・意識の共有化を目指している会社は、ぜひ朝礼や会議で活用してください。
理念が末端までの浸透することは、強い会社を作っていきます。
パフォーマンス・ルールブックに大きく記して、常に目に入るようにしておきましょう。
会議の進め方のルールなどの項目を作れば、会議のムダを減らすこともできます。

社内研修で使う

上記の例のように理念の浸透はもちろん、社会人のマナー・ルール等、初期の研修でしたら、パフォーマンス・ルールブックに沿って進めていくだけでも、効果的な研修になります。
それだけこのツールには会社のエッセンスが詰まっています。
また、管理者の立場からのマネジメントのノウハウの習得にも役立ちます。

家族に見てもらう

かなりオススメな活用方法です。
社員が、ずっとこの会社でやっていこうか、それとも転職をしようか、などの考えには、
大きく家族の意見が関わってきます(特に現在はその傾向が強いです)。
配偶者しかり、親しかり・・・。そんな家族に、安心できる会社だということを伝えられます。
「ちゃんとしていて良い会社だね」という安心感で、家族が会社の応援団になってくれます。

分からなくなったら見てもらう

労務管理のムダが減らせる、実用的な部分です。
「慶弔休暇ってどう取るのだっけ?」 「こんどの失敗は、始末書必要なのかな?」
「提案を出したいけれど、誰にどう出せばいいんだ?」  等々、
その都度、社長や総務に聞く必要があるのは、お互い手間隙かかり大変です。
聞きづらいなどという理由で、せっかくの良い行動にもブレーキがかかってしまうことがあります。
 「・・・そういえばルールブックに書いてあったな。」
このようになれば、お互いに無駄な時間と労力を減らせていくことが出来ます

その他

会社ルールブックは法律で定められたものではありません。
どのように使うかはその会社の自由なのです。
ここに掲げた他にも効果的な活用方法きっとたくさんあります。
もし、何かユニークな使い方を思いつく方がいましたら、弊オフィスにご連絡いただければ幸です。より良い会社ルールブックの為に、役立てたいと思っています。

 作成・導入スケジュール

100名未満の会社での通常コンサルティングスケジュールは、
【作成6ヶ月】→【運用サポート6ヶ月】にて導入実施をいたします。

盛り込む内容が多岐に渡り、ボリュームが増える場合は、工程が増え期間が長くなる可能性があります。
詳しくはお問い合わせくださいませ。

(※会社ルールブック®は、弊社代表 榎本あつしの商標登録です)