評価者の3つのスキル(前編)。人事評価は運用だ!
娘と一緒に「AbemaTV」の「オオカミくんには騙されない♡」を見ています。
(見させられている)
なんだか、今日は一時間スペシャルで、
投票での脱落者がなんたらかんたら。
重大な回らしいです。
出ている若者は、美男美女でモデル?のような方ばかり。
そして話はクライマックス。
決まる脱落者。
過去の回想シーン。
流れるSEKAI NO OWARI。
そして横で悶える娘。
なんだか異次元です。
さて、本題です。
シリーズにさせていただいている、
人事評価制度を生き返らせる「運用シリーズ」第8弾。
今日は「評価者の3つのスキル(前編)」をお届けします。
★評価者の3つのスキル(前編)。人事評価は運用だ!
【A4一枚評価制度と小さな会社の人事戦略】
いまある人事評価制度はそのままで、運用を工夫しましょうという、
シリーズ。
前回は、人事評価制度が一番効果を発揮するかどうかの重要ポイント、
「期中のマネジメントのコツ(後半)」をお伝えしました。
↓
サポートツールをうまく使って、部下の行動の促進を図っていこう、
というお話でした。
今回は、いわゆる「評価者スキル」。
やはりこれもとても重要なものですね。
人事評価が効果を発揮するためには、
この「評価者スキル」が非常に大きな影響を与えます。
評価をする立場の人に、
必要なスキル、これが身に付いていないまま、
上司が我流で評価をしているのは、
とても恐ろしいことです。
部下としてもたまったものではありません。
「わかってくれない上司だな」
と、もしかしたら人事評価があることで、
逆に上司の信頼度を落としてしまっていることもあり得そうです。
しかし、この「評価者スキル」。
決して、高度な知識や経験が必要なものではありません。
ましてや、センスや素質がなければダメなものでもありません。
ほとんどの管理者が、
ちゃんと習っていないだけであって、
誰でもあとから身に付くスキルなのです。
具体的には、
次の3つ。
1.「目標設定のスキル」
2.「期間の観察のスキル」
3.「評価コメントのスキル」
です。
1.「目標設定のスキル」は、
主に人材育成と成果の達成につながるものです。
2.「期間の観察のスキル」は、
主にモチベーションにつながるものです。
3.「評価コメントのスキル」は、
主に納得性と指導力につながるものです。
この3つのスキルを中心に、
評価者研修(考課者訓練)を行うと、
非常に効果的に人事評価がまわるようになります。
また、人事評価に限らず、
普段の部下とのコミュニケーションでも活かせるスキルが身に付きます。
研修で、知識を学び、練習をする。
そして、実戦でやってみる。
うまくいくこといかないこと、
それを復習する。
これを数回繰り返すと、
慣れて(スキルが身に付いて)きます。
あまりこの評価者スキルを伸ばすことを、
やっていない企業が多いため、
少しやるだけでもグンと差が付きます。
日々のコミュニケーションがよくなりますので、
費用対効果の非常に高い研修だと思っています。
次回は、この3つのスキルの中身を、
もっと具体的にご説明したいと思います。
まさしく、
「人事評価は運用だ!」
なのです。
制度を変更しなくても、
それを使う上司が、この評価者スキルを身に付けて発揮することで、
人事評価制度も、その機能を大きく発揮していきます。
どんなに道具が立派でも、
慣れていない人では魚はさばけません。
高性能のIT機器があっても、
使いこなせなければ、無駄な資産です。
人事評価も同じように、
ツールですので、これをいかに使いこなせるか。
そのために、運用側が「慣れる」必要があるのですね。
本日の日課 56点(でも、あいのり観てた。)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ)