業績を上げるためにはどんな「行動」をしたらよいのか。
先日の。
「アナと雪の女王」のエンディングがひどいー、みたいな話が出ていますね。
ノーカット完全放送としていたのに、エンディングのスタッフロールはカットされて、色々な方が歌っている動画になったとか。
私もTVで放送の映画を見るとき、いつも最後のシーンが終わってすぐに次週予告になったりすることにがっくり来ていたので、この批判は「わかるわー」って感じです。
完全じゃなくてもエンディングのスタッフロールなどがあるといいんですよね・・・。
まあ、入場料が収益となる映画館での上映とは異なり、TVではいかに視聴率を上げてスポンサーに貢献するかが問われるので、目的を考えると致し方ないのかもしれませんが。
でも、がっかりの印象のマイナスは結構大きいです。
さて、本題です。本日は、
【業績を上げるためにはどんな「行動」をしたらよいのか。】
です。
本日は、A4評価制度の作成・導入を自社でやられている企業様の、
幹部ミーティングに参画いたしました。
運用するマネージャー層の方も加わって、
あーだこーだ話し合いをしました。
その中で出てきた話題。
A4一枚評価制度では、
「業績につながるための行動目標」という項目を作っていきます。
そりゃそうです。成果は行動の集積です。
働いている人に、業績につながるような適切な行動をどんどんしてもらう必要があり、
それができる人は評価が高く、できない人は出来るように教育・育成していくのです。
でも、この肝心な「業績につながる行動」が明文化できない。
これは実際に作っているとよく出てくる課題です。
間違っているわけではないのですが、
下記のような言葉が出てくることが多いのですね。
・お客様に評価される
・信頼が厚い
・責任感がある
・粘り強い
・本気になっている
そう、これらは「行動」ではないのです。
「行動」ではない主観的・抽象的な表現のままの「人間性」を基準にしてしまうと、
部下が一歩も踏み出せず、結局何も改善につながらないということに陥ります。
このようなケースは本当に多い。
でも、これはこの上司に能力がないわけではなく、
ただ単に具体的に「行動」を書き出すことに慣れていないだけなのですね。
今回のミーティングでは、私が結構厳しく指摘させていただきましたが、
確かに大事だという認識を持ってもらえました。
そして、再度管理職の方たちが、
次回までに一人30個以上の業績につながる具体的行動を考えてくることとなりました。
こうして、知識を伝え、実践してみて、それが良いのか悪いのか、
しっかり教えて復習してもらう。
これを繰り返すことで、人事評価に「慣れる」ことができます。
非常に重要な過程なのです。
次回、まだまだ抽象的な表現はあるでしょうが、
それを参加メンバー皆でより精度の高い「具体的行動」の記述につなげていければ大丈夫です。
数回繰り返すと、面白いように書き方が変わってきます。
「評価スキル」の向上が目に見えてくるのです。
★A4一枚評価制度セミナー 【3月15日】
★行動分析学で組織を変えるセミナー 【4月12日】
★夢をかなえる「行動アシスト手帳」の作り方講座 【3月25日】
★A4一枚評価制度 作成実践講座 【4月19日スタート】
開催中です!
本日の日課 68点 (あと10日でA4一枚セミナーです!)
(日課とは、私のオリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ。