「3つの評価者スキル、その1。目標設定のスキル。」
あああああああ。
1月31日もやらかしてしまいました。ホントダメだ。
アポイント漏れ。
坂崎さんすみませんすみません。
一月が終わるので、これできっと変わるでしょう。
うん、大丈夫。
ほぼ自業自得なんですが、
1月後半は怒涛のトラブル続きでした。
さて、本題です。
「3つの評価者スキル、その1。目標設定のスキル。」
今日のテーマは、以前にお伝えした「3つの評価者スキル」のうち、
最初のその1。
「目標設定のスキル」
を、お伝えします。
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★3つの評価者スキルその1。「目標設定のスキル」
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人事評価は、期の中のスケジュールで、
「目標設定(期初)」⇒「期中の観察」⇒「評価(期末)」
と、大きく3つ、やることが出てきます。
そして、それぞれに「評価者のスキル」が必要になります。
今日はそのうち最初のひとつ、
「目標設定のスキル」について、お伝えしていきます。
その名のとおり、期初に行なわれる「目標設定」で必要となるスキルです。
この「目標設定のスキル」では、
次の4つのことがポイントになります。
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・期の始まりに、被評価者自身の目標をチェックして、
評価する項目をしっかりと把握できているか
・設定した目標は、期の終わりに本当に評価できるような
具体的な内容になっているか
・その目標は、組織(各部署)の目標につながるものであるか
・「今期はこれをやります!」という、コミットメントを行なっているか
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期が始まる最初の段階で、
本人の評価シートのチェックと面談を行ないます。
その際に、上記のようなことをしっかりとできることが、
評価者の目標設定のときに必要となるスキルです。
本人に設定してもらった目標について、
具体的な行動が書けているかどうか、
組織の目標につながる内容かどうかをしっかりとチェックすることが重要です。
しかし、いままでいろんな企業の運用を見てきた中で、
ここで、なんとなく評価シートを眺めて、
「頑張れよ」だけで終わったりしていることが多いのです。
「とりあえず」提出期限までに出すことが第一になってしまっていて、
あまり真剣に考えずに、なんとかやりすごすことが、
部下だけでなく、上司もやってしまいがち。
これでは、やはり達成の確率は低くなってしまいます。
また、定めた目標だけではなく、
その他の、自身が評価されるところも話し合います。
評価シートに書かれている項目は、
会社からの、
「このような人物になってほしい」
「このような行動をやっていってほしい」
という、メッセージです。
これから一年(半年)、
部下が何を目指して、何に取り組んでいって、どんな行動をしていくのか、
しっかりとここで認識してもらい、
本人から「頑張る!」という意思をもらうのが、
この期初の面談でやることなのです。
そして、ここでしっかりと話し合い、
認識してもらい、意思を確認したら、
それを次のスキル「期間の観察スキル」に進んでいくのです。
・期初の部下目標のチェック
・その他の評価項目の確認
・本人の意思の取り付け
・私は、これからあなたをしっかりと見て、サポートするよというメッセージ
これが、評価者の「目標設定のスキル」です。
評価者研修で、知識を教え、練習をし、本番で実施し、
できたことできないことを復習します。
これを何回か繰り返すことで、
しっかりと身につく、あとからのスキルなのです。
ぜひ、取り組んでいってみてください。
もちろん、弊社でも評価者研修はメイン業務でやっていますので、
ぜひご用命ください(ベタな宣伝ですみません)。
本日の日課 64点 (1月で終わるとは言っていない。)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ。)