「面談の工夫」。人事評価は運用だ!その16。
実は、この怠惰でダメダメな自分を見直そうと、
昨日の休日にちょっと考える時間を取りました。
で、意識を変えようと決意しました!()
で、適当にできることだけやっていた、
「20の日課」をできるだけやっていこうと、
再出発したのです。
結果、毎日50点ちょっとだった日課の点数が、なんと!
「84点」
いいね、いいね~!
本が読めなかったのと、HPの更新、執筆ができませんでした。
今週、ちょっといっぱいいっぱいですが、
そんな時こそあえて!
日課をしっかりとやっていきたいと思います!
と、チラシの裏に書くべき独り言は終わりにして、
さて、本題です。
★「面談の工夫」。人事評価は運用だ!その16。
前回のメールでは、評価結果を伝えるフィードバック面談の際に、
「GROW」の手順でやりましょう、
ということをお伝えしました。
↓
今回は、手順ではなく、
フィードバック面談時をする側の上司が、
身につけておいてほしいポイントをお伝えします。
まずは「場つくり」。
ただでさえ、評価結果の面談なんて、
部下は、構えて臨んできます。
そんな状態で、
最初に「結果はこうだった」と伝えても、
そこからのスムーズな対話には、なかなか移行できません。
まずは、しっかりと対話できる雰囲気を作ることが重要です。
★座り方の工夫
机を挟んで、対面に座ることはNG。
真正面に顔があり、面接のような感じで、
圧迫感を与えてしまいます。
圧迫感があるにもかかわらず、
距離はそこそこ離れてしまうので、
親近感も感じられません。
まさしく「尋問」に近いような、
面談になってしまうのですね。
おすすめは、
正面ではなく45度で斜めの席同士で座ること。
こうすることで、
真正面に顔をずっとみることはなく、
圧迫感が和らぎ、
しかも距離は近くなるので親近感を感じてもらえるのです。
★話の工夫
そして、最初は世間話から入りましょう。
・・・と、いっても、
プライバシーの問題や、パワハラ・セクハラなどの
ハラスメントに気を付けなければいけないのですが・・・。
しかし、あまりそこばかりを気にしていても、
円滑なコミュニケーションにはつながりません。
「子ども大きくなった?」
「あの趣味は最近どう?」
というような、
世間話的な会話は、
面談の構えた気持ちを和らげるものです。
不快に思われないような配慮は必要ですが、
工夫して使いたいものです。
相手のことを聞くのが難しければ、
自分の家族や趣味、
最近のニュースで感じたことなどを前振りにして、
使ってもよいかもしれません。
(でも、気を使いすぎずに)
これらの対話のための「場つくり」も、
慣れてくることでスムーズにできるようになります。
まずは、知識を手に入れ、
やってみて、うまくいくところ、
失敗したところ、しっかり復習をして、
再度やってみましょう。
そのための、
面談チェックリストなど作ると、
最初のうちはやりやすいです。
面談チェックリストや、
会話時のコーチングのスキルなど、
次回ご紹介したいと思います。
★評価者研修で身につけよう
評価者研修で、この練習をします。
いわゆる、ロールプレイというやつですが、
練習だとやりづらく、
本人を前にしたほうが、実際は自然に会話ができるものです。
しかし、聞くところを忘れたり、
ついつい話がそれすぎてしまったり、
ということもよくあること。
そして、上司のレベルによるバラつきも非常に大きく、
それはそれで問題なのです。
抑えるところを、
どの上司も共通でできるようになっておく必要があるのです。
本日の日課 84点(日課復活!!)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ)