榎本あつしのBLOG(人事制度の学校・評価をしない評価制度・A4一枚評価制度とABA:応用行動分析学)

人事制度や社労士やら応用行動分析学の研究やら猫やら馬やら庭やらで毎日過ごしています。

等級の昇格は「卒業タイプ」?それとも「入学タイプ」?

2020/09/19

明日から4・連・休・-!!

 

まあ、休みに入る直前が嬉しくて、
いざ休みに入ると、休みが終わることの悲しさから、
だんだん追い込まれる気分になっていくのですが・・・。

 

なので、金曜日の朝ぐらいがピークで、
すでに金曜夜の時点で、「あー、休みが終わったらどうしよう」と、
若干落ち込み始めているのですが、みなさんはどうなのでしょうか。

 

さて、本題です。

 

等級の昇格は「卒業タイプ」?それとも「入学タイプ」?

 

今日は人事制度改定のお客様とオンラインにて打ち合わせ。
その中で出てきた話題です。

 

弊社でいつも提案してるのは「卒業タイプ」です。

 

 

例えば、「L3」という等級があります。

 

役割等級ですので、そこに役割定義があり、
リーダーの役割として、その組織の成果の目標を達成すること、
その等級に求められる「スキル」と「姿勢態度」を設定します。

 

そして、それが評価項目になります。

 

その評価項目を半年、一年間見ていって、
発揮できているかどうかを評価します。

 

なので、今いる等級と評価となる項目は同じ位置にあり、
それがほぼすべてクリアできるようになって(2年連続で総合評価A+以上など)、
卒業、上の等級にいく、という形です。

 

比較的、こちらが主流でオーソドックスかと。

 

しかし、今回のお客様は、いままで「入学形式」だったとのことでした。

 

今の等級よりも上のことで評価をしていき、
一つ上の等級のことがほぼできるようになったら、合格。
その等級に上がれるというものです。

 

つまり、今の等級に求める役割よりも上のことで評価をし、
それがクリアできるようになって、初めて上の等級に昇格できる、
ということです。

 

これを「入学形式」と呼ぶものかどうかはちょっとピッタリではないかと思いますが、
多い「卒業形式」とは違う形として、そんな言い方をしたりはします。

 

現状、このような形で、
これから卒業形式に移行するのかの検討に入ります。

 

うーん、これだけ取っても人事制度は奥が深い。

 

これをどううまく改定していこうか、
考えることが楽しかったりします。

 

あ。

 

いつも思うのですが、会社を自主退職することを、
「卒業」と言ったりするじゃあないですか。

 

定年退職を卒業というのはわかりますが、
自主退社はどちらかというと「中退」では・・・?

 

などと、古臭い考えが頭をいつもよぎるのですが、
言わないで留めておくようにします。

 

本日の日課 68点(言っているし)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ)

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