えこひいきを堂々と。「A4一枚評価制度」
2016/12/06
今日は朝から一日評価者研修でした!@鶴見
午前、午後と二つのグループに分かれて、
総勢80名弱の管理職の方相手にワークも交えて実施してきました。
で、今日の出来事。
昨日の夜からお腹の調子が悪い。
いままでの経験上、こんなときは食べると必ずもっと悪くなる。
というわけで朝も食べずに出発。
そして研修中は気合でなんとかなる。
が、午前と午後の間で、また痛くなる。
「どうぞ、お昼はぜひご一緒に。」
という、先方企業の取締役の方に誘われるも、
断るというなんという失礼極まりない振る舞い。お寿司を考えていたそうで。
だって、食べたら間違いなく午後の研修OUTだもん。
というわけで、お腹は減っていたものの、
食べずになんとか研修は終了。
大丈夫ですか、と心配されましたが、
研修中はなんとかなるものですね。
で、いま家に帰ってきて倒れている所です。
さて、前置き長くなりすぎてしまいましたが本題です。
A4一枚評価制度の考え方をお伝えします。
今日のテーマは、
「えこひいきを堂々と」です。
うーん、極端ですね。
でも本心です。
「A4一枚人事評価制度」では、まず最初に「社長の好きな人」ということを考えることからスタートします。
まあこれは、中小企業だからできることかもしれません。
少々極端ですが、中小企業は結局のところオーナーである社長を頭とした運命共同体だと考えています。
社長がこの会社をこうしたい、というところから始まり、
それを実現するために社員に頑張ってもらうという構造です。
なので、社長のやりたいことを一緒にやってもらう人は、
やっぱり社長が好きだと思うようなタイプの人の方がうまくいくのではないでしょうか。
(と、私は思っています)
わざわざ苦手な人、嫌いなタイプの人を集めたり、
そのような人になってもらうような育成をする必要はありません。
大手企業だったらちょっと話は変わります。
社長個人の考えだけではなく、会社の方向性は株主や他の取締役の意向も考慮しないといけなくなります。
取引先が多種多様であったり、部署の数や社員数も多いために、様々な考え方や特性の人材が必要になるのでしょう。
でも、中小企業ではそのような多様性の前に、
社長が好きな人と一緒に、とにかくスピードを持ってまい進する方が成果を出せるのです。
社長が「とにかく積極的なヤツが好きだ」というのであれば、
それを評価の第一にしてしまうのです。
そして、積極性を身に付けてもらい、一緒に頑張ってもらうのです。
「我慢強いヤツが好きだ」というのであれば、それを評価していけばいいのです。
当然、「あいつは社長の好きなタイプだから、評価が高いんだ。えこひいきじゃないか」という話も出てくるでしょう。
それで、良いのです。
何を評価するということを何も言わずに、好きな人だけ評価してはまずいですが、
人事評価制度の中で「我慢強さを評価する」としっかり明文化して示しておけば、何の問題もありません。
人事評価制度は、とりわけ中小企業においては、
「社長のえこひいき」が堂々とできるものであり、だからこそメリットがあるということなのです。
人事評価制度において、当たり前のように言われている、
社長の好き嫌い、えこひいきはダメだということが、
本当に会社にとって良いことなのかどうなのか、もう一度考えてみてほしいと思っています。
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本日の日課 52点 史上最低点だ!(ていたらく)
(日課とは、私のオリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ。)