榎本あつしのBLOG(人事制度の学校・評価をしない評価制度・A4一枚評価制度とABA:応用行動分析学)

人事制度や社労士やら応用行動分析学の研究やら猫やら馬やら庭やらで毎日過ごしています。

目標設定は「ToBe」と「ToDo」を間違えない。

2020/01/28

結構雪が降ってきました。

 

青梅線、電車の遅延か休止が決まっているらしいので、
乱れるのは勘弁してほしいところですが、
まあ、致し方ないですよね。。。

 

 

さて、本題です。

 

目標設定は「ToBe」と「ToDo」を間違えない。

 

本日は、全社員集まっての目標設定研修を実施しました。

 

簡単な研修を実施して、
その後、その場で全員に目標を作ってもらうということをしています。

 

「〇〇日までに目標使ってください」という期日方式だと、
間に合わせるのが目的で、やっつけで作ってしまうことが多くなります。

 

押さえなければいけないポイント、作り方はどこかに飛んで行ってしまっています。

 

そうではなく、今回のように、取り組む時間の枠を確保し、
しっかりと作り方、気を付けるポイントの研修をしたのち、
その場で確保した時間で、集中して取り組んでもらうことで、
かなり良い目標設定が出来上がります。

 

いくつか気を付けなければいけないポイントの一つをご紹介。

 

 

目標設定は、必ず、引き上げる「達成基準」を書きます。
そして、ここが評価対象です。

 

状態を引き上げる目標にならないといけないので、
英語でいうと「ToBe(~となっている)」の状態を表す書き方です。

 

そして、その「達成基準」を実現するためのの「プロセス」、
具体的に「すること」を書いていきます。

 

これは行動ですので、「ToDo」になっていないといけません。
そして原則、プロセスは評価しません。
(能力評価で別に評価する項目があるため)

 

この「ToDo」をしっかりやっていれば、
「ToBe]になるという、必要十分なプロセスを作り上げます。

 

そして、それを期中にマネジメントしながら実現していく。

 

頑張っているのか、サボってしまっているのかをコーチ役になって上司がサポートするのです。

 

※「ToBe」と「ToDo」がごちゃ混ぜにならないように。
※「ToDo]は必要十分なものになってるかどうか。

 

この書き方を身につけることが、
目標達成の鍵となるのです。

 

 

本日の日課 48点(諸々絶賛崩壊中)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ。)

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