公表すると行動が変わる?【行動分析学で人を動かす】
箱根駅伝が結構好きで、
毎年楽しみにしています。
ただいま、選手は4区を激走中!
我が母校はかなり苦戦していますが、
苦戦しているときこそ、頑張っている選手を応援するのが、
真の応援者!
(一口馬主でさんざん味わっています)
みんな頑張れー!
さて、本題です。今日はABA(応用行動分析学)の方のテーマ。
公表すると行動が変わる?
2018年、新年の目標を5つ立てて、
昨日のメルマガやブログで公表いたしました。
ブログ ⇒ https://millreef.co.jp/blog/diary/post-1899/
メルマガ ⇒ https://millreef.co.jp/mail_a4/20180101/
今日はこの目標達成のポイントをABA(応用行動分析学)的に考えてみたいと思います。
公表した場合、しない場合を、ABC分析していくとよくわかります。
ちなみに、ABC分析とは、行動の前後を含めた一連の流れを分析することです。
Antecedent(先行条件)、Behavior(行動)、Consequence(結果)の頭文字を取って、そういいます。
まずは、ブログやメルマガなどでは公表せず、決心として心の中で決めた場合のABC分析です。
フェイスブックなどで、更新を見た人からいいね!が多少付きます。
で、宣言していると、一応応援してくれる人が増えているので、よりいいね!が付くようになります。
上向き矢印が大きくなりました!
また、更新できない場合のABC分析もしてみましょう。
このように、もともと私が毎日更新することを周りは知らないので、更新しなかったとしても、周りの人にその後会ったり話したりしても、別に恥ずかしくありません。
これを、ブログやメルマガで公表すると次のように変わります。
周りに宣言したことで、「あ、毎日やるっていたのに、あの人やらなかった」と、周りに思われるという結果が出現するのです。
すると恥ずかしい。
「恥ずかしい思い」をしないように行動するので、
嫌なことが出現するのを阻止するために行動するようになります。
専門用語で「阻止の随伴性(ずいはんせい)」と言ったりします。
このように、行動した後の結果が、周りが知っているかどうか、で大きく変わるのですね。
「周りが知っている」という事実がなければ、「周りが続かなかった」と知ることもありません。
「上司がいる」からこそ、「上司の褒めことばがある」「上司に怒られる」という事象が発生するので、「上司がいない」状態になると、結果自体が表れないわけです。
「上司がいない」という状態とは、行動の生起が大きく変わってくることになります。
で、回りくどくなりましたが、
このような、前後の環境を変えていくことで、行動の習慣化を図ろうという、ABAマネジメントだったりするのです。
さあ、どれだけ続けられるか、自分自身での実験でもあります。
見守っていただけると嬉しいです。
本日の日課 68点 (選手がんばれー!)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ。)