ABAマネジメントでよくある悩み。
ちょっと古いわが家のベランダには、
水道の蛇口がないのです。
で、ケルヒャーの小さめのタンク式の洗浄機を購入。
ベランダ洗いに活躍してもらおうと思っています。
なんだかですね、
こういう買い物大好きです。
満足。
さて、本題です。
★ABAマネジメントでよくある悩み。
「失敗したことはどんなことですか?」
と聞かれて、真っ先に思い浮かび、
回答したことが、
「次に会った時には、戻ってしまっていることです」
と、いうことでした。
ABA(応用行動分析学)は、
行動の原因を、人の内面的なものとせず、
外部との環境によって引き起こされ、
繰り返すようになるとする学問です。
一般的な、
意識(内面)が先にあって、それが原因で行動しているという考え方ではない、
というところがユニークであり、
いままでとは違う行動のアプローチができることに、
メリットがあります。
管理職向けのABAマネジメント研修をした際や、
経営者にアドバイスとして、ABA的な考え方をお伝えしたとき、
その場では、みな理解していただけます。
「目からウロコでした」
というような感想をいただき、
ちゃんと「きっかけ」を示すようにして、
行動したら、承認のフィードバックをすぐやるようにします。
というようなことを言っていただけます。
ところが。
少し経って、
またお会いした際に、
「その後、いかがでしょうか?」
と聞いてみると、
「いやー、なかなか難しくて。部下の意識を高くするにはどうしたらよいのでしょうかね。」
と、結局、以前に戻って、
部下の内面のせいにしてしまっていることが、
とても多くあります。
こうなるのも、もちろん致し方ないことです。
いままで生きてきた中で、
当たり前のように、
「内面」⇒「行動」という常識だったことが、その一つ。
そんなにすぐに、
考え方は変えられないですよね。
そして、もう一つは、
内面のせいにする方が、とても楽だからです。
部下が行動できないのを、
部下の意識のせいにすると、
「原因っぽく」なり、なんとなく、
その場がおさまるのです。
このように、
戻ってしまうことが、失敗であり、
悩みです。
根気よく、
染み込ませていくか、
切り替えられる場合のみ続けていくか・・・。
なかなか一筋縄ではいきませんね。
本日の日課 60点(いつまでも少数派)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ。