榎本あつしのBLOG(人事制度の学校・評価をしない評価制度・A4一枚評価制度とABA:応用行動分析学)

人事制度や社労士やら応用行動分析学の研究やら猫やら馬やら庭やらで毎日過ごしています。

ABAマネジメントでよくある悩み。

ちょっと古いわが家のベランダには、
水道の蛇口がないのです。

 

で、ケルヒャーの小さめのタンク式の洗浄機を購入。
ベランダ洗いに活躍してもらおうと思っています。

 

なんだかですね、
こういう買い物大好きです。

 

満足。

 

さて、本題です。

 

 

★ABAマネジメントでよくある悩み。

 

 

「失敗したことはどんなことですか?」

 

と聞かれて、真っ先に思い浮かび、
回答したことが、

 

「次に会った時には、戻ってしまっていることです」

 

と、いうことでした。

 

 

ABA(応用行動分析学)は、
行動の原因を、人の内面的なものとせず、
外部との環境によって引き起こされ、
繰り返すようになるとする学問です。

 

一般的な、
意識(内面)が先にあって、それが原因で行動しているという考え方ではない、
というところがユニークであり、
いままでとは違う行動のアプローチができることに、
メリットがあります。

 

管理職向けのABAマネジメント研修をした際や、
経営者にアドバイスとして、ABA的な考え方をお伝えしたとき、
その場では、みな理解していただけます。

 

「目からウロコでした」

 

というような感想をいただき、
ちゃんと「きっかけ」を示すようにして、
行動したら、承認のフィードバックをすぐやるようにします。

 

というようなことを言っていただけます。

ところが。

 

少し経って、
またお会いした際に、

 

「その後、いかがでしょうか?」

 

と聞いてみると、

 

「いやー、なかなか難しくて。部下の意識を高くするにはどうしたらよいのでしょうかね。」

 

と、結局、以前に戻って、
部下の内面のせいにしてしまっていることが、
とても多くあります。

 

こうなるのも、もちろん致し方ないことです。

 

いままで生きてきた中で、
当たり前のように、
「内面」⇒「行動」という常識だったことが、その一つ。

 

そんなにすぐに、
考え方は変えられないですよね。

 

そして、もう一つは、
内面のせいにする方が、とても楽だからです。

 

部下が行動できないのを、
部下の意識のせいにすると、
「原因っぽく」なり、なんとなく、
その場がおさまるのです。

 

このように、
戻ってしまうことが、失敗であり、
悩みです。

 

根気よく、
染み込ませていくか、
切り替えられる場合のみ続けていくか・・・。

 

なかなか一筋縄ではいきませんね。

 

 

本日の日課 60点(いつまでも少数派)

(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ。

評価をしない評価制度 【評価をしない評価制度】
評価はせず、パフォーマンス・フィードバックで育成と業績向上を。
著者:榎本あつし
ご購入はこちらから↓
【評価をしない評価制度】
A4一枚賃金制度 【等級・賃金制度がこれ一冊。A4一枚賃金制度】
中小企業の人事制度の構築全般を網羅した本。同一労働同一賃金も。
著者:榎本あつし
ご購入はこちらから↓
【等級・賃金制度がこれ一冊。A4一枚賃金制度】
A4一枚評価制度 【人事評価で業績を上げる!A4一枚評価制度】
中小企業に適した現実的な運用重視の評価制度の本です。
著者:榎本あつし
ご購入はこちらから↓
【人事評価で業績を上げる!A4一枚評価制度】
会社ルールブック 【働き方改革を実現する会社ルールブック】
就業規則ではない、実際の職場の風土改善に役立つツール。
著者:榎本あつし
ご購入はこちらから↓
【働き方改革を実現する会社ルールブック】
【自律型社員を育てるABAマネジメント】
ABA(応用行動分析学)を用いたマネジメント。
やる気や意識に頼らない組織行動マネジメントです。
著者:榎本あつし
ご購入はこちらから↓
【自律型社員を育てるABAマネジメント】

-ABA(応用行動分析学), ABAマネジメント