榎本あつしのBLOG(人事制度の学校・評価をしない評価制度・A4一枚評価制度とABA:応用行動分析学)

人事制度や社労士やら応用行動分析学の研究やら猫やら馬やら庭やらで毎日過ごしています。

徐々にプロンプトを減らしていく。

2018/06/12

今日の激レアさんは、「チャリで来た」。

 

例のあの写真の人が、
出ています。

 

くだらなくて面白いなあ。

 

前略プロフィール??

 

さて、本題です。

 

★徐々にプロンプトを減らしていく。

 

昨日、人材育成は「デザイン」が必要というようなことをお伝えしました。

 

人材育成にはデザインが重要。

 

ABAマネジメントのノウハウを使うときにも、
この考えは重要です。

 

特に、「自律型社員」の育成には、
育成の手順をデザインしておくことが、
重要なのです。

 

自律型人材を育成するとき、
しばらくは、必ず毎回、望ましい行動にきっかけを示していきます。

 

 

そして、望ましい行動に対して、
毎回良いフィードバックという好子を提示して、
「連続強化」も行っていきます。

 

「指示通りに行動したら、ちゃんと必ず褒められる」という、
成功体験をまずは学習してもらうのです。

 

次のステップは、徐々に指示を減らしていく、
ということをやっていきます。

 

ここでの、例えば「何か改善点はないか?」というような指示は、
「プロンプト」と言われるものです。

 

適切な行動を引き出す、補助的なきっかけであり、
そのうちこれがなくても、適切な行動ができるようになってきます。

 

・慣れていない駅で、最初は案内板(プロンプト)を見ないとホームにたどり着けなかったのが、
そのうち見ないで行けるようになった。

・手拍子(プロンプト)がないと、リズムが取れなかったのが、
そのうちなくても取れるようになった。

・説明書(プロンプト)がないと、操作できなかった機械が、
今では何も見ずに操作できるようになった。

 

これらとまったく同じ機能で、最初は声掛け(プロンプト)しないと、
提案がでなかったのが、そのうちなくてもできるようになってきます。

 

人により、早い、遅い、の差はありますが、
2~3ヶ月を目途に、少しずつ、指示の言い方を変え、
提示を減らし、自分から提案してくるようになるまでに、持っていきましょう。

 

まずは、指示がなくとも自分で望ましい行動ができるようになるステップです。

 

次に、今度は「C:結果」の方、良いフィードバックも、
徐々に減らしていきます。

 

長くなりましたので、
これは、また後日にお伝えします。(多分)

 

 

本日の日課 60点(口内炎パッチ貼りました)

(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ。

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