弁別刺激。上司がいるときだけ仕事する。
2018/07/09
泣いても笑ってもあと2日で7月10日!
いわゆる、社労士の人たちが忙しい(なぜか他人ごと)労働保険の年度更新と、
社会保険の算定基礎が終わります!(調査は知らん)
寝てても終わるといいのですが、
どうやらやらないと終わらない様ですので(期限が来るだけ)、
あとひと踏ん張り、頑張りましょう。
さて、本題です。
★弁別刺激。上司がいるときだけ仕事する。
ABA(応用行動分析学)に、
弁別刺激(Discriminative stimulus)という概念があります。
weblio辞書によると、
オペラント条件づけにおいて、
その刺激のもとで自発した反応に強化刺激が後続したことにより、
反応の自発頻度を増加ないし減少させる環境事象をいう。
うーん、短い文章なのにわからない。
簡単に言うと、A:先行条件に、
何かあるか、無いかで、行動が強化されるか弱化されるかが変わること、
その際の「何か」を弁別刺激というわけです。
個人的な解釈ですが、
弁別刺激があるかないかで、好子(もしくは嫌子)が出現するかどうかが決まる、
と考えるとわかりやすいと思っています。
例で見てみましょう。
わかりづらいときは、これに限ります。
職場に上司Aがいるときといないときがある。
いるときは、Bさんは仕事を一生懸命し、A上司に褒められている。
いないときは、どうせ褒められないので、仕事をさぼる。
いつもは、上のような感じです。
ここに、職場に上司Aが来たときは、
このように前後が変わります。
これで、上司Aが来た時には、
いないときには決して現れない、
「上司に褒められる」という好子が出現するわけですね。
この時の「上司A」が「弁別刺激」、というわけです。
うまく使えば、望ましい行動を強化するための、
きっかけとして、弁別刺激は作用します。
・・・しかし、下手に使うと、
その弁別刺激がある時しか、
行動しない、ということも起こり得ますね。。。
ABAをうまく使いましょう。
本日の日課 60点(さああと2日で算定も終わるぞ!(たぶん))
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ)