行動変容ツール「SNS」。
2018/08/03
今日から地元福生で七夕祭り!
訪問から帰ってきたら、
ちょうど駅前のステージでイベント開催中。
オードリーのものまねの「コードリー」さんが、
出ていました。
(トップカラー様HPより)
結構、ウケていました。
さて、本題です。
★行動変容ツール「SNS」。
チェックリストやポイントカードなどをうまく使って、
行動を引き起こしたり、繰り返したり、という行動変容をさせようと、
以前お伝えしました。
同じように、なかなか分かっていてもできないこと、
特に習慣化などのセルフマネジメントに使いやすく、
効果があるのが「SNS」というツールです。
SNS、例えば、ツイッターやフェイスブック、
インスタグラム、ブログのようなツールのことです。
(厳密にはカテゴリーは違うらしいのですが、それはおいておいて)
このようなツールを使うと、
それまでにはなかった、
行動の「強化」につながる環境の変化が出現するのです。
わかりやすい例で考えてみましょう。
例えば、ダイエットという成果のためのターゲット行動、
「毎日の5kmランニング」です。
毎回ですが、ABC分析。
(ABAマネジメントの基本ですね)
A:先行
「満足していない体形」
↓
B:行動
「5kmランニングする」
↓
C:結果
「疲れる」(↓)
「時間が減る」(↓)
「体形は変わらない」(-)
はい、こうしてみると、
毎日ランニングするという行動は、
非常に強化されにくいのです。
ここに、今日のテーマ、
「SNS」というツールを使ってみます。
A:先行
「満足していない体形」
「フェイスブックで毎日ランニングを宣言!」
↓
B:行動
「5kmランニングする」
↓
C:結果
「疲れる」(↓)
「時間が減る」(↓)
「体形は変わらない」(-)
「フェイスブックでいいね!」(↑)
「知り合いから『さすが!』というコメント」(↑)
「あいつ走らなかったな、と思われるのを避けられる」(↑)
いいね!とか良いコメントをもらえることは、
良い結果が表れることでの、行動の強化(好子出現による強化)につながります。
一方、走らなかったら、恥ずかしい思いをするということを、
実際に走ることによって防げるので、
これもちょっとネガティブではありますが、
行動の強化につながるのです。(嫌子消失による強化)
このように、一人だけではマイナスの結果しかない、
行動と前後の環境の変化になかに、
SNSというツールをうまく活用すると、
全く新たな環境の変化を作り出すことができるのです。
行動が強化されるような仕組みを、
うまくSNSを使って作り上げていきましょう。
本日の日課 56点(今年は点滴ジュースだそうで。)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ)