いかに実践していくかが難しい。
2018/11/14
今日は忘年会でした!
開業以来お世話になっている社労士仲間との忘年会。
11月前半ですが、ちょっと早めに実施!
以下、料理です。
本音で話せる数少ない仲間たち。
大事にしたい会なのです。
さて、本題です。
★いかに実践していくかが難しい。
ABAマネジメントのアプローチにより、
どんなときに人は行動をして、
どんなときにこうどうしないのか。
その行動科学としての原理原則は、
わかった。
それをどのように実践していくか、が難しい。
このようなご意見をいただくことがあります。
まさしく、ここが難しいところ。
どちらかというと、
職場での実践よりも、学問として確立してきたABA(行動分析学)ですので、
ついつい、その様式にあわせてないといけないような気がしてしまいます。
しっかりと、現状のABC分析をして、
今の行動がどうなっているのか、ベースラインを測る。
そして介入案を考え、その測定もする。
おそらく、学問の場でのABAでしたら、
「最低限」この手順でやらないとダメ、
というような指導を受けるのです。
でも、実はそんなに仰々しく考えなくてもよいのです。
(と、私は考えます)
とにかく、この考えをもとに、
社員や部下とのコミュニケーションを変えてみる、
というレベルの実践でいいのです。
望ましい行動を自主的にやってもらうのは、
強化の原則を使いましょう。
強化の原則は、
行動の後に良いことが起きるか、
望ましい行動したら、ちゃんと褒めてあげればよいのです。
問題行動を減らすには、弱化の原則を使います。
問題行動をしたら、しっかり叱るのです。
ちょっとだけ発展して、
弱化の原則では、
行動すること自体も弱化されたり、
弱化のための嫌子に、上司自身がなってしまう、
という副作用もあります。
そうならないためにも、
問題行動を減らすためには、
消去の原則を使いましょう。
題行動の時には、褒めない。
叱る、のではなく、褒めない、のです。
弱化ほど即効性はありませんが、
長期的に時間が許すのであれば、
消去をしていく方が副作用が少なくなるので、
おすすめなのです。
まずは、の実践は、
このような部下とのコミュニケーションの実践から。
このように使ってみて、
行動を変えてみるということに、たくさん取り組むところから、
実践していってはいかがでしょうか。
●やってみないと進まない。
手順を踏んで、
やるべきことをやって、
ということは確かに重要です。
でも、それを実際にできるための準備、
シチュエーション、
やる側のスキル等々。
条件がそろうまで待っていて、
結局、実践に進まない、
というようなことが多いのではないでしょうか。
ABAマネジメント、という考え方は、
アプローチ手段であり、ツールです。
ツールは使ってナンボ、です。
まずは気軽に、コミュニケーションの反応からやってみましょう。
本日の日課 64点(だんだんと年末の空気。時間が取れなくてピンチ)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ。)