ルールブックの活用方法、その2。
2018/10/23
あれ。
洗濯物についていたのかな。
見ているだけ。
さて、本題です。
★ルールブックの活用方法、その2。
会社ルールブック活用方法、
昨日お届けしましたが、まだいくつかありますので、
2回に分けてお送りします。
使い方もいろいろ工夫できます。
ぜひ、会社で話し合いながら、
ユニークな使い方を考えてみましょう。
■会社説明会に使う
これもぜひお勧めの活用の仕方です。
会社紹介のパンフレットやDVDなどに多額の費用をかけて、
着飾った会社案内で引き寄せた場合、
入ってからのミスマッチによる退職が大量に発生します。
「イメージしていたのと違った」というのが、
入社後短期間でやめるケースの一番の理由なのです。
この原因は求職者側だけでなく、
会社の見せ方の問題でもあるのです。
実際に活用している、この「ルールブック」を見せて、
当社はこのような働き方をしています、と現場の実際を伝えた方がはるかに求職者に訴える力があります。
会社の理念、評価のルール、休暇の取り方など、
求職者にとって非常に興味ある内容が書かれています。
職場の現実を見せて、それで安心感を与えて入社してもらう。
入社してからのミスマッチが確実に減ります。
■面接時に使う
これも上記同様、高い効果が見込めます。
面接時にこの「ルールブック」を元に説明すれば、説明忘れもなくなります。
入社後の聞いた、聞かない、言った、言わないをなくすため、
また始業・終業のルールや休日のルールなど、きちんと説明することが出来ます。
■その他
「ルールブック」の中身同様、法律で定められたものではありませんので、
どのように使うかは本当に自由です。
職場における様々なシーンで活用していくことが可能なのです。
★ルールブックはこれからの企業のスタンダードツールへ
ルールブックは、実はそんなに費用をかけずとも、
社内で作っていくことが可能なツールです。
一度しっかりしたものを作ってしまえば、
中身をメンテナンスしながら、継続的に効果を発揮し続ける、
まさしくその会社の大きな資産となり得ます。
企業の理念や価値観が共有されているチームは、
とても強いものです。
そのための浸透や定着に威力を発揮するルールブック、
これからの企業のスタンダードツールになってくることでしょう。
ぜひ実際にオリジナルの「ルールブック」を作成してみてください。
そしてその内容や活用方法などを、ご参考にご連絡いただければ嬉しく思います。
★ルールブックはABA(応用行動分析学)的なアプローチツール。
ここ最近、「会社ルールブック」についての内容で、
お届けしてきました。
ABAの考え方では、
このような共通のルールを作り出すことで、
「弁別刺激」としても「確立操作」としても、
今までになかった環境変化を作り出すことができます。
ABAの考え方によるアプローチの、
具体的な導入ツールとして、
このようなルールブックを作り、
組織の仕組みづくりを構築していくことをお勧めしています。
充実したオススメの活用方法を構築していきたいと思っています。
本日の日課 68点(室内ネコはかなりビビリ)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ。