榎本あつしのBLOG(人事制度の学校・評価をしない評価制度・A4一枚評価制度とABA:応用行動分析学)

人事制度や社労士やら応用行動分析学の研究やら猫やら馬やら庭やらで毎日過ごしています。

会社ルールブックを浸透させるには。

今日、マイナンバーカードを市役所にてもらってきました!

 

朝一で行ったので、
30分ぐらいで交付完了!

 

よし、これでe-tax行ける!

 

そして、住民票も印鑑証明も課税証明もコンビニで取れる!

 

結構、取る機会も多いので、
やっぱり便利ですね。

 

さて、本題です。

 

会社ルールブックを浸透させるには。

 

ルールブックは「使ってナンボ」です。

 

どんなにいいものであっても、
皆がそれを見て、読んで、活用していかないと全く職場は変わりません。

 

ルールだけ決めても、理想だけ書いても、
働き方改革は実現しないのです。

 

完成したものを渡して、「ルールブックが出来たので、よく読んで活用するように」としても、
おそらく何も変わらず、そのままただ持っているだけ、という事態になってしまうことでしょう。

 

それでは、どうすれば効果が発揮できるのか、どのように職場に浸透させるのか。

それをお伝えいたします。

 

〇浸透させるポイント

 

ルールブックを浸透させるポイント、
それは「めげない」こと。

 

ちょっと乱暴な言い方ですが、
これが真実です。

 

作成、導入した直後から、社員皆が「これは素晴らしい!」といって、
関心を持ち読んでくれ、決めたこと通りに振る舞ってくれることはありません。
浸透していくには時間がかかります。

 

そして、いわゆる浸透曲線というのは、
次の図のようなイメージ。

 

取り組めば取り組んだだけ、浸透していってくれません。
色々な取り組みを行っていっても、しばらくは引き上がってこないのです。

 

ある一定の人数に浸透していくと、
一気に周りの皆にも浸透していく転換点があります。

 

マーケティングでは集団の25%に浸透すると、
あとは勝手に回りに及んでいくと言われています。
(例:女子大生に化粧品を配布して、一定人数使ってもらうと一気に周りが購入し始める)

 

しかし、その転換点に至るまでは、
なかなか浸透しません。

 

そして、転換点までの途中で、
「やはりうちには向いていないのか」「あまり効果がないのか」というように、
あきらめてしまうのです。

 

それどころか、
「他ではうまくいったと聞いて導入したのに、うちの社員はレベルが低い」というように、
社員のせいにしてしまう始末も見られます。

 

この浸透曲線をイメージして、
まずは転換点までいかに早く持っていけるかの施策を考え、
実行していきましょう。

 

「めげない」ことが大事なのです。

 

 

本日の日課 60点(本のご感想が一番の励みなのです)

(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ

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