A4一枚評価制度と組織のためのABA(応用行動分析学)

社労士やら人事コンサルやら行動分析の研究やら猫やら馬やらで毎日過ごしています。

個人と組織のパフォーマンス。

今日は娘の高校の学校の合唱祭を見に行ってきました。

 

中学の時は、合唱祭は一大イベントで、
皆終わってから泣き出すほどの力の入れようだったのですが、
高校はそんなじゃないよ、と娘。

 

「まったくみんなやる気ないからがっかりすると思うよ」

 

と、期待しないで行きましたが、
いやいや素晴らしかったです。

 

さて、本題です。

 

★個人と組織のパフォーマンス。

 

学校の合唱祭の例でもそうですが、
複数人数で、どれだけレベルの高い成果がだせるか、
という見方があります。

 

「組織のパフォーマンス」です。

 

 

(これはパフォーマンス違い)

 

ついつい、全体の中で望ましい行動ができない個人、
もしくは問題行動を起こしてしまう個人の行動をなんとかしよう、
という改善案を思いつき、取り組もうとなりがちです。

 

「Aさんの事務処理が遅いから、Aさんの事務処理を早くしよう」
「Aさんの報告がないから、Aさんがちゃんと報告できるようにしよう」

 

というような感じです。

 

ここで、Aさんの事務処理を高めることすることが、
個人のパフォーマンス向上、ということですね。

 

ここで考えるべきことは、
Aさん個人の事務処理能力を高めたり、
報告を増やしたりすることで、
組織全体のパフォーマンスがどれだけ引き上がるのかということ。

 

ほとんどの人が、
望ましいレベルの事務処理能力を発揮していて、
Aさんのような一部が遅い人がいる。

 

この一人のパフォーマンス改善が、
組織全体にどれだけ好影響をもたらせてくれるか。

 

当然、組織全体のボリュームがどうか、
100人の組織のうちの一人なのか、5人のうちの一人なのか、
などでも全く変わってきます。

 

そして、
個人を何とかするということよりも、
組織全体のパフォーマンスを引き上げることが
目的になることの方がほとんどではないでしょうか。

 

そうなってくると、
個人の一人をなんとかする、
というよりも、極端な話、
その人は改善できなくて仕方なくとも、
組織全体のパフォーマンスを引き上げる、
という施策に取り組んだ方が、
コストも労力も時間もかからない場合があります。

 

Aさんの事務処理をなんとかしよう、
ではなく、
別の人が事務を担当して、
Aさんは事務ではない仕事をしてもらう。

 

Aさんが報告をちゃんとするようにしよう、
ではなく、
グループウェアを導入する。

 

この見極めが大事なのではないでしょうか。

 

ついつい、個の問題に目が行き、
それを何とかしなければ、
と視野が狭くなりがちですが、
本来は組織全体としてのパフォーマンス向上が大事なはずです。

 

そのために、
個人の行動改善に取り組む方がいいのか、
別の手段や取り組みの方がよいのか、
しっかり考えていきましょう。

 

●それぞれ目的を大事に。

 

やはりいちばん大事なのは、
何を目的にして、そのためにいま、何をするのか。

 

個別の問題解決に労力を費やしてはみたが、
あまり大勢に影響がないことは、非常に多いです。

 

ただもちろん、
一人の行動が周りの風土に影響を与えることもあります。

 

そこらの見極め、影響を考え、
いま、一番何に取り組むべきかを、
常に考えていく必要があるのです。

 

 

本日の日課 64点(明日は運命の一日!3頭出走です。)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ。)



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