人事評価制度の5つの効果。
2018/12/19
本日は人事評価の研修業務で岡山に来ています!
寒い!
研修といっても、
評価者研修ではありません。
被評価者研修でもありません。
評価者・被評価者ともに参加の「人事評価」研修です。
考えてみれば、
一緒に運用し、このツールを活用して、同じ目的を目指していくわけですから、
一緒に研修をしていった方がよいですよね。
もちろん、立場の違いによる目線の違いはありますので、
それはそれで、それぞれのポイントをお伝えする必要はあります。
でも、それも含めて一緒にできるのでは、
と最近思っています。
あれ、前段が本題になってきているような感じですが、
本題です。
★人事評価制度の5つの効果。
毎回そうなのですが、
人事評価の研修では、
必ず「なんのためにやっているか」を、
社長~人事~管理職~被評価者、
すべてが共通認識で浸透していくことが一番大事、
とお伝えしています。
そして会社によって、その目的自体は多少異なります。
一般的には、
人事評価制度があることで、
次の5つの効果があるといわれています。
・「適正な処遇」
・「人材育成」
・「共通のベクトル」
・「動機付け」
・「組織の目標達成」
(あれ、一つちょっと違うけど、まあいいか)
です。
それぞれをもう少し詳しく解説します。
・「適正な処遇」
社員の発揮能力や成果を明確にし、
それに応じた処遇の決定をすることができるようになる
・「人材育成」
「求められている能力」と、「現状の自分」とのギャップを認識し、
スキルアップに取り組むことによって成長につなげる
・「共通のベクトル」
企業の理念や目標などを明確にし、
皆がそれを目指して、同じ方向を向きながら進む
・「動機付け」
頑張る人、成長する人を見逃さず、認め、承認し、
評価をすることで動機づけにつなげる
・「組織の目標達成」
上記のこれら4つが実現し、効果を出していくことで、
組織全体の目標達成に導く
今回、研修をしている企業様は、
上記のうちから、
・「人材育成」
・「共通のベクトル」
・「動機付け」
と、3つの目的のためと明確にし、
それを管理職・一般社員同時参加の研修にて、
浸透させていっています。
研修最初のワークで、
「目的は何ですか?」
と聞いてスタート。
最初はバラバラだったのものを、
研修の終わりには共通認識となり、
明日の仕事から取り組めるようにしていくことを目指して、
伝えていきます。
★しつこく「目的」を共有する
研修で、なんどもなんども、
「目的につながるから」
ということを伝えます。
人事評価の目標設定、コミュニケーション、
評価などの工程は、すべてこの目的につながるように、
効果をだすためにやっているのです。
一度の研修だけではなかなか完全には浸透しませんが、
研修をやっている、やっていないでは、
大きくその目的の浸透度は違っているのも、
事実なのです。
本日の日課 52点(組織において、P・Fは希望の光です。あとは測定。)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ)