「自主的に」も大事ですが、やってみて、言って聞かせてナンボです。
いやー、疲れました。((+_+))
今日は日本人事コンサルティンググループ(LCG)様主催で、「A4一枚評価制度セミナー」の講師を務めて参りました!
私よりも実績のある先生が多いので、恐縮してしまってやりにくいーという一方、皆さま知識もあり言語もそれなりに共通で話せるので、やりやすいーという面もあり。
(どっちなんだ)
ご感想がどうなのか気になるところですが、怖いので聞きません。😛😛😛
さて、今日はこのセミナーでもちょっとお伝えしたこと。
経営者や管理職、上司の方たちからは、よく「自律的・自主的な社員」が望まれます。
自分で考えてほしい、自分で動いてほしい。
もちろんその通りなのですが、最初からその言葉を上の人がマネジメントできない言い訳として使ってしまう場合もよくあります。
大事なのは、部下が望ましいパフォーマンスを発揮して、貢献してくれることです。
部下が成長して、能力を高めてくれることです。
そのためには自律的・自主的の前に、指示・指導をしっかりした方がパフォーマンスを発揮できる場合が多いのです。
当たり前のように身に付いて、指示・指導をしなくても動けるようになったら、その時本人に委ねていけばよいのではないでしょうか。
以下、拙著「A4一枚評価制度」の71ページのコラムより抜粋です。
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★コラム 【部下が動かないと嘆く前に】
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」
これは有名な山本五十六の言葉です。
この後に続く言葉が、
「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。」
私はこの言葉こそが、部下のマネジメントのすべてだと思っています。
無駄なく端的に要素を押さえて人材育成の本質を伝えている、素晴らしい言葉ではないでしょうか。
経営者や人事の方と話していると、よく次のような言葉を聞くことがあります。
「うちは自律して動く人がいないんだよね」
気持ちは非常に分かります。
でも、自分から動いてくれないと嘆く前に、まずはやらせるのです。
会社にとって貢献してくれる行動を明確に示し、やらせる。
でもやらせっぱなしにはせず、ちゃんとできたら大いに褒める。
会社でこのような成功体験を積ませていきましょう。
会社が求めることをやれば、ちゃんと良いフィードバックが来る。
これが体感でわかってくることで、そのうち自分から考えてやってくれる人が、少しづつ出てきます。
嘆くばかりで、やったことを褒めず、当たり前のこととして承認の態度も見せない。
頑張って行動したのに、誰も見てくれていない、誰からも何も言われない。誰も評価してくれない。
このような経営者、上司の下ではモチベーションは下がっていきます。
嘆いている経営者・上司がいる職場ほど、このような風土になってしまっていることが良くあります。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」
嘆く前に、これを実践していきましょう。
これをシステムにしているのが、人事評価制度なのです。
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LCG様のセミナー、2月9日は大阪で講師務めます!
お会いできる方、宜しくお願いします!
★A4一枚評価制度セミナー
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本日の日課 72点 (業務量にパニック寸前まで来ています・・・)
(日課とは、私のオリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ