評価者研修でおススメのワーク、その2。
えー、諸事情があり、
明日はなぜか4時30分起床に。
COUNTDOWN TVは観ずに、
そろそろ寝ることにします。
あ、いや、まて、まて。
逆の発想で考えるんだ。
ランク王国も観て、
寝ないというオプションもあり。
うそうそ。寝ます。
さて、本題です。
★評価者研修でおススメのワーク、その2。
目標管理を行っている会社、組織にとっては、
必須ともいえるワーク、
「目標の具体化ワーク」です。
目標設定は、最初にしっかり設定することが非常に重要です。
最初に「適当」に決めてしまっていると、
後から評価しづらい、難しいことがよく起きます。
特にポイントは、
抽象的・主観的表現になってしまっていること。
最後に上司も部下も苦労し、
お互いに納得もしなくなってしまうのです。
ワークでは、
まず、下記のような例を見てもらいます。
1.仕事を効率的に行うように頑張る。
2.業務改善の提案が出るように推進していく。
3.部下の能力を向上させる。
4.アルバイトの勤怠管理を徹底する。
5.他部署との情報共有を強化する。
6.できる限り、自主的に動くように前向きに努める。
上記のような目標設定をしているケース、
本当によく見られます。
「効率的」「頑張る」「業務改善」「推進」「向上」「徹底」「強化」
など、抽象的、主観的な言葉で、
目標を立ててしまっているのです。
これらは、人により基準も変われば、
どこまでやったら、達成なのかがあいまいで分からない言葉たち。
だからこそ、
最初に立てやすいのですが、
評価時には問題がたくさんおきてしまいます。
実施するワークは、
これらを「具体的」「客観的」な表現に変換すること、
「目標の変換」ワークです。
例えば、
5.他部署との情報共有を強化する。
を、具体的に、実際の仕事をイメージして、
変換してもらいます。
その際に、ちょっとヒントを出します。
それは「SMARTチェック」というもの。
目標設定の際に気をつけることのチェック方法です。
S・・・「Specific」 具体的か?
М・・・「Measurable」 測定できるか?
A・・・「Achievable」 達成可能か?
R・・・「Relative」 関連性はあるのか?
T・・・「Time-bound」 期限はあるのか?
このチェックをクリアすればするほど、
実際に目標が実現する可能性が高まり、
逆にクリアしない表現は、目標が実現できないと言われています。
このチェックを出来るだけクリアできるように、
5.他部署との情報共有を強化する。
を変換すると、例えばこのようになります。
「毎週単位で、他部署の定例ミーティングに参加し、その内容を毎週自部署で報告する。」
「情報共有」とは何をどうすることか、
「強化」とは何をどこまでやることか。
実際の職場により、具体的にすればするほど内容は変わりますが、
そちらの方が、最後の評価時に、明確に評価できるようになります。
このように具体的・客観的な目標設定も、
慣れると皆ができるようになってきます。
ぜひ、評価者研修のワークでやってみてください。
本日の日課 52点(具体化は本当に重要なのですが、なかなかできないものですね)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ。