A4一枚評価制度の導入事例、アミューズメント企業の例。
今日は久々に、家族で買い物へ。
あれ、なぜか娘にたくさん服を買わされている・・・。
「これほしい」ではなく、「これとこれどっちがいい?」という、
交渉術をすでに手中に・・・。
末恐ろしいですね。
さて、本題です。
★「A4一枚評価制度の導入事例、アミューズメント企業の例」。
拙著「A4一枚評価制度」の書籍にも掲載されていますが、
いくつか、導入事例をお伝えしたいと思います。
まずは、東京都内のアミューズメント企業様での導入事例です。
ここは、以前から人事評価はやっていましたが、
やはり評価の時だけの作業になってしまっていて、
あまり効果が感じられないということでした。
そこで大きく改定することになり、
弊社に声をかけていただきました。
評価項目は、いままで作った中でも最小の評価項目で、
なんと個人目標を入れて7項目。
種類はM職(管理職)、L職(リーダー層)、S職(スタッフ層)と3種類で、
それぞれ本社と店舗で内容が分かれています。
なぜ少なくしているかというと、
以前の制度でもそうだったらしいのですが、
あれもこれも評価しなくてはということで、
項目が多くなりすぎたためうまく行かなかったからだそうです。
今回、項目を絞りに絞って、
期の成果を出すために実施していくことを目指しています。
また、新たに経営理念を作成したので、
それにつながる項目も毎期必ず一つ入れていこうということで評価対象にしています。
現在は個人毎のファイルを一つ作成し、
毎週単位で上司に提出、
それに対して上司がフィードバックを送るという運用を行っています。
項目を絞ったからこその毎週の運用であり、
この機会がある度に、今期の目標や理念を社員が考えるきっかけになっています。
導入してから、すでに理念は浸透し始め、
誰もが誇りを持って言えるようになっています。
また、今期の成果は来客の増大ですので、
すぐに達成というところまではまだ年月が掛かりそうですが、
上のものだけではなく、まだ若い一般職のスタッフまで、
売上目標・来客目標などの数字を意識して働けるようになってきたとのことです。
毎期、毎期、このシンプルな評価シートを作るということを、
この会社では現場の社員を中心に進めています。
項目の精度よりも、自主性を重んじてのやり方と明確にされていますので、
社員自身が会社の目標を考える良い機会となっています。
評価項目を7つに絞った、
という点が、この会社のユニークなところ。
まさしく、
評価が目的ではなく、
育成と業績のための制度ということです。
ポイントのみに集中して、
日々意識をしてそれに取り組むこと。
それを回すための制度というコンセプトでした。
本日の日課 64点(スロトレ復活中!!)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ)