運用の期初、期中、期末にやること。その3、期末。
2020/04/19
今日は会計事務所様向けに、
エッサム様にて、セミナーの収録でした。
カメラ相手に、ワークもせずに(一応、やってもらいますが、その場にいない)、
話すこと、だいぶ慣れたような気もしますが・・・。
しゃべりっぱなしだから、
のどが痛くなりました。
あと、オンラインミーティングもそうですが、
声が大分大きくなっているような気がします。
人がいない方が。
ただでさえ、結構大きい方なのに。
さて、本題です。
運用の期初、期中、期末にやること。その3、期末。
- 期末にやること
期末はいよいよ評価ですが、期初にお互いにしっかりとコミットし、
期中にコミュニケーションをとっていて、記録が残っていると、
最後に苦労して評価をするということはなくなります。
期中にて、これは成長した、
これは結局できなかった、などのやり取りがありますので、
上司と部下とでのお互いの評価が大きく変わることもなくなってきます。
よく、「本人評価と上司評価が違うのですが、どうしたらいいですか?」というご質問をいただくのですが、
評価の仕方や基準の把握、エラーを起こさない研修もありますが、
それよりも何よりも、期中のコミュニケーションのほうが、よほど大事です。
お互いに何もせず、最後だけ合わせるほうが難しいのです。
また、やり方ですが、上司が自信がなく、
本人評価に引っ張られてしまうことも多くあるので、
上司評価と本人評価は別々に実施する、
ということをお勧めします。
こうなると、上司はしっかりと部下を見るようになってきます。
また、期初の目標設定と同じように、
期日を決めてやるというやり方よりも、
どこかで半日ほど時間を取り、
簡単な研修(エラーの話や事実を見つけて評価すること、評価をする目的)などを伝えて、
今その場で評価する、というやり方のほうが、間違いなく精度が高まります。
- 実現するために評価者のスキルを向上させる
最後ですが、このような運用をするために、
やはり評価をする側のスキル向上は必要です。
一番大事な目的の理解、部下のマネジメントの仕方、
期初・期中・期末のそれぞれで出てくるコミュニケーションの取り方など、
ちゃんとした知識と練習、そしてやってみての復習をしていくことで、
大きく人事評価の効果が変わってきます。
大きく差がつく部分ですので、
ぜひ研修などで上司の評価者スキルの向上をやっていきましょう。
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本日の日課 52点(一応、3回シリーズでした)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ)