目標が簡単すぎる場合どうするの?
2020/09/17
知らない固定電話の番号から、携帯に着信がありました。
どうみても、近くではない市街局番。あまりかかってこない地域。
そして、よく見ると、
○○○-○○○○-0110
0110・・・
0110!?
これ、110番じゃないの?
と思って、その番号を検索したら、
やはり、とある地域の県警の番号でした。
あれ、私何かしたか。
身に覚えないけれど、何かに巻き込まれたか?
詐欺?
などといろいろと頭をめぐりましたが、
とりあえず折り返しかけてみました。
「はい、○○警察署です」
「あの、こちらの番号から携帯に着信があったものですが・・・」
その後、調べますのでちょっとお待ちください、
というような感じで、窓口に出る方が変わり、3人目の方から次の言葉。
「えっと、結論から言うと間違い電話です」
多分そうかな(身に覚えないのと、縁のない地域だったので)、
と思っていましたが、ホッとしました。
あ、ブログの前段のネタにしよう、
が、一番に思いついたことです。
さて、本題です。
目標が簡単すぎる場合どうするの?
非常によくあるご質問です。
しっかり評価者研修をして、
目標はスタートが命、ここで簡単すぎる目標を部下が設定してきたとき、
適当に流してしまって、いざ評価の時期になって、
なんでこんな簡単な目標なんだ、ということがよくあります。
いや、よくあっては本当はいけないのですが、
まあよくあります。
評価制度の運用で、必ず起きる問題なのです。
本来は、こうならないように目標設定時に、
部下は部下で作り方を学び、上司はそれをしっかりチェックし合意するということをやっておく必要があります。
弊社、A4一枚評価制度では、
ここにしっかりと「コミットサイン」という枠を作り、
確認できるような工夫をしていたりします。
ただ、研修などをしても、
どうしても、上司も部下も「適当」にしてしまうことが出てきてしまいます。
そして、なんとなく作った目標が、
普段の仕事のことをそのまま書いてあるだけ、
普通に仕事をしたら、簡単に目標達成になってしまうというケース。
いざ、評価の時期になって、
困ったことになってしまいます。
達成しているから、良い評価をすべき?
それとも簡単すぎるから、低い評価にしないといけない?
答えは、どちらもNGです。
いや、本当はその目標を上司が認めて通しているから、
良い評価をすべきなのですが、それだと周りへの影響が大きすぎて、
実際にはできない、というのが大抵の実情になります。
長くなりましたが、
このケースが今回あり、お客様からどうしたらよいのか、
の相談が出てきました。
担当の人がこの問題をわかっていてくれたので、
目標は設定して期はスタートしていますが、まだ評価実施までは時間に猶予がある状況です。
なので、応急処置的に、下記の資料を使いながら説明をすることにしました。
何事もやってみて、からの改善が大事。
今回は、致し方ないですが、そのためのトライアル期間です。
次の運用では、よりよくなっていくことでしょう。
皆が、ちゃんと目標設定ができるようになれば、
必ず組織の成果は引きあがってきます。
本日の日課 68点(必ずできるようになります。)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ)