榎本あつしのBLOG(人事制度の学校・評価をしない評価制度・A4一枚評価制度とABA:応用行動分析学)

人事制度や社労士やら応用行動分析学の研究やら猫やら馬やら庭やらで毎日過ごしています。

負担感と効果は時間ととも逆点する。

2021/11/18

3割うまい!

で一部有名な餃子の満州にて夜ご飯。
「うまにラーメン」を食べました。

 

引っ越してから、来る機会がほとんどなくなってしまいましたが、
今日は久々に。

 

肝心の「3割うまい!」は撮り忘れました。

 

さて、本題です。

 

負担感と効果は時間ととも逆点する。

 

まあ、当たり前といえば本当に当たり前の話なのではありますが。

 

人事制度、評価制度、パフォーマンス・フィードバック、会社ルールブックなど、
組織に仕組みを定着して組織向上を図る仕事をメインにしております。

 

どれも、どちらかというと今までになかったことをやっていこう、
という取り組みです。

 

で、導入して最初のころに本当に多くいただくご意見が、

 

「業務で忙しいのにさらに負担が増えた」

「まだ効果を感じられない」

 

というようなもの。

 

導入後のこの現場からの意見に影響を受け、
定着前にだんだんとフェードアウトしてしまう、ということに気をつけないといけないのです。

 

でも、ですね。

 

これらの人事施策に限らず、
大抵どんなことでも最初のうちは「大変だけどうまくいかない」ものだったりします。

 

 

頑張って大変な苦労をして作った初めての料理、
時間も労力もかかります。
その割には、うまくできなかったりします。

 

エクセルで新しい関数を使って表計算を組もうとしても、
思ったようにはうまくいかず、
時間ばかりかかってしまいます。

 

スポーツの技術もそうですし、
TVゲームもそんな感じではないでしょうか。

 

なんでも「当初は負担が大きく」「その割には効果が小さい」時期があるのです。

 

でも、これが定着して手慣れてくると、
必ず逆転してきます。(早い遅いの差はあれ)

 

当たり前のように負担なくでき、
良いものがもたらされるようになります。

 

ただ、人事に関する取り組みは、
料理やエクセルと違って、明確な逆転後の効果の実例が目の前にないこと。

 

身近に手慣れている人がいて、
パパっとおいしい料理を作ったり、
ササっと計算式を組んだりする人がいると、
そこに確実性が感じられ取り組めるのです。

 

人事制度、評価制度、パフォーマンス・フィードバック、会社ルールブックにもそのようなわかりやすい実例が身近にできてくれば、です。

 

もっともっと取り組む企業を増やしていかなければ、ですね。

 

本日の日課 60点(7割まずいわけではない)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ。

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