「行動」には結果が大事。
2018/01/20
5行でわかるカリオストロの城。
・「もし! もし! もし! もし!」
・スパゲッティ
・ゆでたまご
・ロリコン伯爵
・襟に指輪・・・?
・あなたの心です
さて、本題です。
「行動」には結果が大事。
一日おきぐらいであげている「行動」の話。
「あとは、あなたが行動するかしないか次第です」
と言われるけれど、その「行動」することが、なかなかできない。
でも、それは、
「やる気」や「意思」の問題ではなく、
1.具体的に行動が定義できていない
2.課題分析ができていない
3.行動レパートリーがない
4.「きっかけ」がない
5.「結果」がない
6.つまり「行動随伴性」がない
からである、というもの。
本日は、「5.『結果』がない」をお伝えします。
『結果』は、自分から行動を繰り返すようになる、
とても重要なもの。
行動した後の「小さな成功体験」こそが、
私たちを、次の行動へと進めてくれるのです。
「行動の後の『結果』が、直前の行動を制御している」というのは、
ABA(応用行動分析学)の一番重要な考え方です。
しかし、一般的には、なかなかすぐに理解し難い部分なのかもしれません。
そんなときは、やはり例で考えましょう。
例えば、いまあなたの目の前に、
見たことのない果物が出されたとします。
「食べてみなよ」といわれるなど、『きっかけ』をもらって、
食べるという行動が引き起こされます。
そして、食べてみて・・・
「とても美味しかった!」という結果が出たら、その果物をまた食べるという行動を、自ら起こすようになるでしょう。
しかし、「すごく不味かった!」という結果だったら、もう食べるという行動はしなくなりそうです。
勧められて、「食べる」という行動までは同じです。
でも、「美味しかった!」のか「不味かった!」のか、という『結果』の違いが、
次の自主的な行動をするかどうかを、制御しているのです。
組織でも同じですね。
部下が、頑張って提案をするという行動をした後に、
「よく提案してくれた!」と承認されるのか、
「お前は黙ってろ!」と否定されるのか。
部下が、自分から再度提案するという行動をするようになるか、
ならないかは、この結果で予測ができそうです。
「きっかけ」を、
ABA(応用行動分析学)では、Antecedentといいます。
そして、「結果」のことを、Consequenceといいます。
「行動」は、Behavior。
「きっかけ」→「行動」→「結果」を、一連の流れで分析することを、
これらの頭文字をとって、「ABC分析」といいます。
ABC分析をすることで、
行動が引き起こされそうか、されなそうか、
行動を再度繰り返しそうか、しなさそうか。
それらの予測が可能になり、そして、制御もできるようになるのです。
自主的に行動するようになるには、
良い結果があったという、「小さな成功体験」を、
できるだけ出現させることが、行動への近道なのです。
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本日の日課 64点 (チンクチェントと2CV)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ。)