どちらの種類で行動している?
2018/08/18
今日は急遽な予定がたくさん入りバタバタ。
でも、取り立ててブログに書くネタはない。
よし、猫フォルダより。
黒いヤツと・・・
縞のヤツ。
とりあえず猫出しとけって、ブロガーが言ってた。(うそ)
さて、本題です。
★どちらの種類で行動している?
種類?と言われてもなかなかピンと来ないかと思われますが、
種類ではなく、理由・原因と考えると少しはわかりやすくなるかと思います。
行動には原理原則があり、
行動を分析するとその「種類」が分かるのですね。
特に、指示とかで行動するのではなく、
いわゆる「自ら」行動をする場合においては、
次の二つの種類で起きていることが考えられます。
①嫌なことが起きないようにするため
②良いことが起こるようにするため
▼「自主的行動の仕組みを考えよう」
自主的に行動する、自ら行動する場合には、
行動の直前には指示や命令はなくとも行動が出現します。
しかし、同じ自主的行動であっても、それが先ほどの、
①嫌なことが起きないようにするため
②良いことが起こるようにするため
なのかどうかは分析してみないと分からず、
ここに大きな違いがあるのです。
①の嫌なことが起こらないように行動することを、
「嫌子出現阻止による強化」といい、
②の良いことが起こるようにするために行動することを、
「好子出現による強化」という言い方をします(難しいですね)。
「強化」とは、行動を多くするようになること、
と考えてください。
文章ではなかなかわかりづらいので、
今回も例をあげながら考えてみましょう。
例えば、お湯を湧かしている際に、
火を消すという行動を分析してみましょう。
そのままにしたら「嫌なこと」が起きてしまうので、
それを阻止するために行動しているのです。
自主的に行動していることであっても、
このような「嫌子出現阻止による強化」で起きている行動は、
実は人間の社会生活においては非常にたくさんあるものです。
勉強しないでいるとやがて怒られるので勉強する、
ゆっくり歩いていると遅刻するので走る、
記事を書かないと催促されるので書く等々。
怒られる、遅刻する、催促されるというような、
嫌なことが起きることが推測されるので、
それが起きないように行動することです。
全く同じ行動でも、嫌なものを阻止するためではなく、
良いことが起きるために行動している場合があります。
これも図の例で分析してみましょう。
嫌なことが出現するのではなく、
行動したら良いことが起きる!
ということで行動が強化される例ですね。
先ほどと同じ行動でも、
その仕組みは実は異なっているというケースです。
さて、ここで考えてみましょう。
あなたの職場で、
人が多くの行動をしていますが、
それは、
①嫌なことが起きないようにするため
②良いことが起こるようにするため
のどちらが多い職場でしょうか。
考えてみたり、行動分析してみたりしてはいかがでしょうか。
「働きやすい職場」を知る、
きっかけになるかもしれません。
つづく。(多分)
本日の日課 56点(大体私は、嫌子出現阻止による強化)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ)