私はなぜソフトクリームを食べてしまったのか。
2019/04/19
ただいま出張週間真っただ中です。
スタッフが頼りになりますので、
一週間空けてもなんとかなります。
以前ではできなかったこと。
今回もトラブルがあったのですが、手分けしてなんとか対応してくれました。
ありがたやー。
さて、本題です。
私はなぜソフトクリームを食べてしまったのか。
Instagramをいっぱしにやっているのですが、
投稿は、猫が3割、食べ物が3割、そして、
ソフトクリームが4割
と、すっかりとソフトクリームおじさんと化しております。
あ、よかったらフォローいただけると嬉しいです。
https://www.instagram.com/atsushi_eno/?hl=ja
で、本日は「今日はソフトクリームは食べないよー」というような投稿をしたのですね。
(この投稿はFBでしたが)
すると、一部の方たちから、
「絶対食べる」「食べるに一票」というようなコメントをいただきました。
よくあるSNSでのやり取りです。
私は出張で移動中だったため、
セミナーが終わった後、すぐに大阪から高松に移動でした。
この間に、ソフトクリームを買って食べる時間もなく、
移動の間に、ソフトクリームを売っている場所もないので、
「食べない自信」があったわけです。
コメントしてくれたみんなには、
「ソフトクリーム食べなかったぜ!へいへいへいー!」
みたいなコメントをするつもりだったのです。
しかし!
結果として、私はソフトクリームを食べてしまいました。
あああああああああああ。
ホテルの目の前にミニストップがあったのです。
もう夜で、普通のお店はしまっていたのに!
で、今日のブログは何が書きたいのかというと、
この一連の出来事をABA(応用行動分析学)的に分析してみたいと思います。
通常だったら、こんな流れ。
セミナー終了後から、
移動して到着は夜のため、ソフトクリームを食べることに手間がかかります。
お店を探しても、時間がかかり、
見つけることができないケースがほとんどです。
もちろん、お店が見つけられなければ、
ソフトクリームは食べられません。
そして、もしもソフトクリームを食べることができても、
投稿は、いつも通り。
特に、何かが変わるわけではありません。
しかし、たまたまですが、
到着したホテルの前に、ミニストップが!
(ちなみに、ミニストップを見つけたらソフトクリームを食べるというのがマイルールです)
そして、この日は午前中に、
みんなから、
「きっと今日も食べる」
「食べるに一票」
「私も一票」
などと、いつもとは違って、
かなり注目されていたのです。
すると、このように行動の前後が変わります。
「目の前にミニストップ」という先行の環境があると、
これがあることで、すぐにソフトクリームが食べられることになります。
以前の流れにはなかった結果が現れますので、
専門用語ではこれを「弁別刺激」といいます。
組織の例でいうと、
A上司がいるときにしか、A上司に怒られるという結果は発生しないので、
A上司が弁別刺激となるわけです。
そして、もう一つ先行する環境が変わっています。
今日はたまたま「皆がソフトクリーム投稿に注目している」ということです。
これは、ソフトクリームを投稿した後の、
コメントなどの反応が、いつもよりも多く出てくることになります。
通常でも起こる結果ですが、
「より強く」結果が作用しますので、この先行する環境の違いを、
「確立操作」といいます。
職場でいつも通りに、上司に改善案を提案するのと、
部署で改善案を出すのが必須になっていて、
誰も提案を出さない中、締め切り間際に上司に改善案を出すのとでは、
同じ提案でも価値が変わってきます。
弁別刺激は、結果のあるなしを、
確立操作は、結果の強さを変えるのですね。
結果、私がソフトクリームを食べるという行動をしたのは、
「食べたかったから」とか「制御心がないから」というような理由ではなく、
(そうかもしれませんが、そこは見なくていい)
先行条件に「弁別刺激」と「確立操作」が加わったため、行動随伴性が変わり、
行動を強化した、ということになります。
それでは、最後に、
ここ一週間で食べたソフトクリームをUPいたします。
本日の日課 52点(すっかりソフトクリームおじさん)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ。