なぜ労基法違反は繰り返されるのか。
2016/11/19
今日は恵比寿にて評価者研修みっちり3時間~!
評価ミーティングの目線合わせワークで、私が家族のことを話したら、
質疑応答の時間では、子どもの行動に関する質問がきました。
ニーズあるなあ。。。
ぜひ熱く語りたかったのですが、
もう3時間はしゃべってしまいそうなのでやめときました。
さて、金曜日は今週の時事に関する話題からブログを書いてみようと思います。
やはり、最近ニュースでも取り上げられる長時間労働などの労基法違反の件を。
労基法違反はどうしてこんなにも繰り返されるかとという、私なんかが適当な意見を出すのはそりゃまずいんじゃないのってテーマで書いてみます。
「ブラック企業」という言葉を聞かない日はないぐらい、毎日ニュースで取り上げられています。
今週も九州電通やヤマト運輸横浜の未払い残業などが聞かれていました。
大きな過労死の事件も記憶に新しいですね。
長時間労働、未払い残業、名ばかり管理職、これらの労働基準法違反は、いま急に始まったことではなく、
かなり昔から問題とされています。私が社労士の受験をした10数年前から何度も何度も繰り替えされています。
大手で、コンプライアンスをしっかりやっている企業や、
消費者の知名度が生命線の企業である企業でもやっています。
中小企業ならなおさら。
ニュースにならない労基法違反はいつでもどこでも起きています。
なぜでしょうか。
なぜみんな守らないのでしょうか。
経営者の意識が低いからでしょうか。
みんな「あくどい」のでしょうか。
従業員は良い人が多くて、社長は良い人が少ないのでしょうか。
えっと、問いかけてみましたが、そんなのよく分かりません(無責任)。
いや、会社が悪いんですよ、もちろん。
捕まらなかったらやっていいわけではない。
でも、私がいつも考えるのは、
労基法って構造的にみんなが守らない法律になっちゃっているのかな、ということなんです。
道交法と似ているものかな、と。
(えっと、個人的意見です)
つまり、「見つかったら運悪い」「みんなやっているし」というような感じで、法律通りにやらない方がメリットがでるというもの。
(個人的意見です)
・制限速度40kmのところを60kmで走れば目的地に速く行ける
・駐車禁止のところだけど、ちょっと留めれば駐車料金も払わず用事が済ませられる
・緊急の用事に運転しながら携帯使えば、時間もかからず会話ができる
メリット多いですね~。
事故起こしたら大変だけど。捕まったらもっと損するけれど。
いや、運転手が悪いんですよ、もちろん。
捕まらなかったらやっていいわけではない。
でも、捕まる確率が低すぎるんです。
捕まったら運が悪いって考えてしまう。
違反はちょっとはしちゃっているけれど、
事故も起こさず、捕まったこともないよ、という人は結構いるかもしれません。
・法律以上に長く働いてもらえば、たくさん商品が売れる
・時間外手当を払わなければ、経費が削減出来て利益が増える
・休みを与えずに毎日出勤してもらえば、お客様が便利で喜ぶ
メリットありますね~。
労働者が倒れたり、訴えられたりしたら大問題だし、捕まったらもっと損しますが。
このような事故が起きる確率、問題が起きる確率、捕まる確率が低い構造(守らないケースがあまりにも多い違反行為)のものは、
単純に会社が悪いと責任を追及したり、罰を厳しくしようだけではおそらく改善にはつながっていきません。
法律がうまく機能していないのだと思います。
じゃあどうしたら、労基法違反を少なくしていくことができるのか。
これもちょっと考えたことがありますが、長くなってしまいましたので、また次の機会に。
(うーん、無責任)
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本日の日課:64点 今日も5時半に起きられました!
(日課とは、私のオリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ。)